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【589号】すぱいすトピックス – DJ嶋田宣明さんインタビュー

「円盤で時間旅行」について語ってくれた嶋田宣明さん(FM791のスタジオで)

目次

「円盤で時間旅行」連載100回記念

DJ・選曲家・ラジオパーソナリティーとして活躍する嶋田宣明さんが、一枚のレコードと共に思い出やエピソードを紹介する「円盤で時間旅行」。2013年4月から始まった月1回の連載が、今週号で100回を迎えました。そこで、このエッセーへの思いや、今後の展望について話を聞きました。(千)

「目指すは連載200回…そして書籍化も」

昔懐かしい昭和の曲のDJ・選曲を得意とし、現在、3本のラジオ番組を持つ嶋田さん。ユニークな選曲や音楽トークが話題となり、放送時にはSNSのトレンドワードに上がるほどの存在です。

嶋田さんの自宅にあるレコードは約6000枚。「その中から毎月1枚選んで、このエッセーをつづっています」。レコードやアーティストに関する思い出をはじめ、子ども時代や青春時代の音楽体験も交えたユーモアあふれる文章が魅力。「レコードを決めてから文章を考えるのですが、その“ネタ探し”が毎回大変ですね」と嶋田さん。「文章は、一度、妻に読んでもらうようにしています。読者目線でチェックしてくれて、心強い存在です」

この100回で特に印象に残っている原稿を尋ねると、「山下達郎さんについて書いたもの(2018年12月21日号)です」。山下さんがライブで故・大瀧詠一さんのメドレーを歌った心境を分析した内容で、「『書く』ことで、自分の気持ちも整理できた」と語ります。「レコードに対して調べたり考察したりして、文章でアプローチすることで、新しい情報もインプットでき、ラジオで話せる情報も増えます。このエッセー執筆が、DJとしても成長させてくれています」

今後の「円盤で時間旅行」の展望は? 「いつまで書けるかわかりませんが、200回を目指して頑張りたいですね。そしていつか集大成として一冊の本にしたい。そのためには、これからもレコードをたくさん“掘って”、良いレコードと出合い続けたいと思います」

イラスト担当の松田アツコさん(デザイナー・イラストレーター)のコメント

何が出てくるのかわくわく!

イラスト担当の松田アツコさん
イラスト担当の松田アツコさん

「100回」おめでとうございます!開始が2013年、長期連載ですね、すごい!イラスト担当の私も、いち読者として毎回楽しみにしています。大好きなアーティスト、懐かしいあの曲、意外な一枚などなど…、何が出てくるのかわくわくなのです。

松田さんへの嶋田さんからのコメント

絵にするのが難しそうなテーマでも、私の想像を超える世界観を持つイラストに仕上げていただき毎回、感激しています。

今週号の「円盤で時間旅行」はこちら

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

しまだ・のぶあき/1951年生まれ、熊本市出身。FM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(火曜・16時~)、同「ミッドナイトコモエスタ」(水曜・0時~)、RKKラジオ「昭和歌謡大作戦」(月曜・21時~)の選曲家、パーソナリティ。

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