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【591号】すてきびと – サッカー女子国際主審 小泉 朝香さん

小泉 朝香さん
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サッカーに関わり続けるため審判に 後に続く女性を増やしたい

小泉 朝香さん
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1988年、熊本市生まれ。小学3年生からサッカーを始める。2012年に女子1級、17年に女子国際主審を取得。アジア大会など、国際試合でも主審を務める。ビルメンテナンス業の「(株)三勢」(熊本市)に勤務しながら審判としての活動を続けている。

9月開幕予定の日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」。その試合を支え、コントロールする重要な役割を担う審判の一人です。2017年に女子サッカーでは最上位の「女子国際主審」を取得。この資格取得者は現在日本に4人しかおらず、活動は国内外に及びます。

本格的に審判資格の取得を目指そうと思ったのは、筑波大学女子サッカー部時代。「選手として限界を感じつつも、どんな形でもサッカーに関わりたいという思いが強かった」と、振り返ります。

ただ、国内にはまだプロの女性審判はおらず、生計を立てるには仕事を持つ必要があります。「海外での試合や研修に加え、コロナ禍では前後の隔離期間もあり、1カ月の半分以上出社できない時もある」と言いますが、勤務先の理解もあり、活動に支障はありません。

サッカーの女性審判の数はまだまだ少ないのが現状です。それを踏まえ、「私の活動を通じて、女性審判の存在を知ってもらうのはもちろん、生活と両立できるよう、環境面でもいい先例になれば」と、次世代を見据えています。

Time Schedule

  • 6:00 起床、ストレッチ、朝食
  • 8:00 出社
  • 17:00 仕事終了
  • 18:30 練習開始
  • 21:00 練習終了
  • 23:30 帰宅、試合分析、夕食
  • 24:00 就寝

Information

「サッカーをしている中高生の皆さん、審判や指導者など、選手以外にもさまざまな選択肢があるので、ぜひ長くサッカーに関わり続けてください」

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

小泉 朝香さん

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この記事を書いた人

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