絵本でSDGsを学ぼう!【子育てラボ】
目次
VOL.468[知る・学ぶ]
親子で 学ぶ SDGs(1)
「SDGs」という言葉をよく耳にしますが、大人でも理解できていない人が多いのでは。そのエッセンスを学べる絵本を紹介します。親子で楽しみながらSDGsを学びましょう。
SDGs(持続可能な開発目標)って?
世界の国々が一緒になって「貧困」「環境破壊」「資源不足」などの課題に対し、環境保全と経済発展の両立(=持続可能)を目指す取り組みで、17の目標があります。
動物の生態から学ぶジェンダー
タンタンタンゴはパパふたり
作:ジャスティン・リチャードソン、ピーター・パーネル
絵:ヘンリー・コール 訳:尾辻 かな子 、前田 和男
ポット出版 1650円
アメリカの動物園のペンギン家族の実話を基に描かれています。子どもに説明が難しいジェンダーのテーマを、動物をモデルにごく自然に伝えられます。
対象年齢:3歳〜
平和の大切さを静かに訴える
ぼくがラーメンたべてるとき
作・絵:長谷川義史 教育画劇 1430円
ぼくがラーメンたべてるとき、同世代の子どもは何をしているのかー。平和について考えるためのエッセンスが詰められた一冊です。
対象年齢:3・4歳~
水の大切さを再確認
しずくのぼうけん
作:マリア・テルリコフスカ、絵:ボフダン・ブテンコ
訳:うちだ りさこ 福音館書店 990円
難しい水の循環の仕組みを、「しずく」が冒険するストーリーを追ううちにすんなり理解できます。水の大切さに気付くヒントがいっぱい。
対象年齢:4歳~
「もったいない」って分かる?
もったいないばあさん
作:真珠まりこ 講談社1650円
ご飯の食べ残し、水の無駄遣いなど、日本の「もったいない」という価値観を知ることで、SDGsを考えるきっかけにつながります。
対象年齢:3・4歳
大人も楽しめる
サクッとSDGsを理解できる
世界がぐっと近くなるSDGsと ボクらをつなぐ本 ハンディ版
監修:池上彰 画 :モドロカ 学研プラス 1430円
小学生から大人まで、みんなが自分事としてSDGsを理解するための工夫が盛りだくさん! SDGsの17の目標を漫画と図解で分かりやすく解説した一冊です。
教えてくれたのは
金龍堂 まるぶん店
尾方友紀さん
SDGsの視点で、お持ちの絵本を読み直してみるのもお勧めです!