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すず&桃李の顔合わせで 贈るシリアスな人間ドラマ【カルチャールーム】

(C)2022「流浪の月」製作委員会
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流浪の月 5/13(金)公開

本屋大賞を受賞した凪良ゆうの小説を、広瀬すずと松坂桃李のW主演で、『フラガール』や『悪人』の李相日監督が映画化したヒューマンサスペンスです。

両親と別れ叔母に引き取られた9歳の少女・更紗は、偶然出会った大学生・文と一緒に生活しますが、やがて文は女児誘拐犯として逮捕されてしまいます。そして15年後、偶然にも2人は再会しますが…。

誘拐犯と被害女児という過去から、世間の好奇や偏見の目にさらされながらも、それぞれの人生を歩んできた2人。運命の再会が周囲の人々も巻き込み、さらにドラマを生んでいく展開はちょっと重いですが、人気と実力を兼ね備えた主演2人の好演が観客を最後までグイグイ引っ張ります。

現代的なテーマに因果応報を絡めた深い物語を見事に映画化した力作です。
(フリーライター・上妻祥浩)

上映館

  • TOHOシネマズ熊本サクラマチ・はません・宇城・光の森
  • ユナイテッド・シネマ熊本
  • イオンシネマ熊本
  • 熊本ピカデリー

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

(C)2022「流浪の月」製作委員会

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この記事を書いた人

映画解説・研究者、フリーライター。映画検定1級。熊日から「週刊文春CINEMA」まで神出鬼没。RKKラジオ「ニュース515プラス」毎月第1金曜日に出演中。家ではチワワとウーパールーパーの飼育員。『シン・ゴジラ』に出ていることだけが自慢。

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