「マッスル天気」でお茶の間の話題に 気象予報士としてさらなる成長目指す【すてきびと】

タンクトップを着た気象予報士として人気を集めた松永さん。NHK熊本放送局が平日夕方に放送しているニュース情報番組「クマロク」で、2014年から8年間、天気コーナーを担当していました。「正確な気象情報をお伝えするのはもちろん、天気の話題4割、バラエティー要素4割、筋肉要素1割という謎の構成でした。当時の局部長に『NHKを変えたい！』と言われ、その声に応えたい一心で、やり抜きました」

自由奔放に見えて実は繊細な松永さん。繊細な性格の裏返しに体を鍛え、手話も使いこなす優しい人柄です。一般財団法人日本気象協会の職員であり、今年4月からは九州支社（福岡市）に勤務しています。週に数回、職場に設置されたブースからラジオの天気コーナーに出演する以外は裏方に従事。「気象予報士としてもう一段階成長しようと修業しています」

天気の原稿作成や、気象関連コラムの執筆などを担当し、先輩たちと切磋琢磨（せっさたくま）しスキルを磨いているそう。「エンタメ要素を入れなくても見てもらえる予報士になり、また熊本の皆さんにお会いしたいです」