10年ごとにベストな形で働き方を更新 管理会計の研究者となり企業にも貢献【すてきびと】
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熊本学園大学大学院 会計専門職研究科准教授 新改 敬英さん
20代に勤めた国際会計事務所では会計監査や経営分析の経験を積み、30代は外資系メーカーなどで全社的な経営戦略や組織マネジメントに携わりました。「『どうしてみんな真面目に頑張っているのにもうからないのか』など、いろいろな疑問が湧いてきて、仕組みや因果関係を突き詰めたくなりました」
40代手前で大学院に進学し、MBA(経営学修士)、博士(経済学)を取得して研究者に転身。「20代後半に意識したのは、自分の仕事人生を“40年1回のフルマラソン”ではなくて、“10年4回の中距離走”で行こうということ。自分の性に合った働き方だと思っています」
現在は大学院で講義を行いながら、学会に参加するほか、民間企業の経営陣向け研修の講師、企業の外部役員なども務めます。「授業=ライブ、学会=フェスという設定にしています。どこで何を話すにしても、最高のパフォーマンスができるようベストを尽くして準備します」。仕事が好きで、オン・オフの切り替えを意識したことはないそう。「僕の知見が企業で働く人の役に立ち、頑張った人が報われる世の中を実現できればうれしいですね」
Time Schedule
- 6:30 起床
- 8:00 出勤。事務作業
- 10:40 大学院の講義
- 13:00 社外役員をする企業の取締役会
- 16:00 研究活動
- 20:00 ジムで筋トレ
- 21:00 テニスレッスン
- 23:00 帰宅。自由時間
- 01:00 就寝
Information
熊本学園大学大学院会計専門職研究科では会計・税務のプロを養成しています。
詳しくは https://www.kumagaku.ac.jp/daigakuin/graduate/as/index