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初のプレーオフで”史上最も熱い”九州ダービーが実現!【ロアッソ熊本通信】

チームとしては初めてのチャレンジだが、大木監督は京都時代に2度、プレーオフを経験している
チームとしては初めてのチャレンジだが、大木監督は京都時代に2度、プレーオフを経験している

火の国元気スポーツ

今年のJ2リーグは全日程を終了。4年ぶりとなった同リーグを過去最高の勝ち点、順位で終えたロアッソ熊本は、クラブ史上初めて、J1昇格をかけたプレーオフに臨みます。

10月8日に行われたJ2リーグ第40節、群馬を迎えた一戦で今季最多となる5得点を挙げたロアッソ熊本は、6位以内を確定。クラブ史上最高となる4位で42試合のリーグ戦を終え、3~6位の4チームが参加する「J1参入プレーオフ」への出場権を手にしました。

1回戦ではJ2の3位と6位、4位と5位がそれぞれ対戦。勝者同士が2回戦を戦い、勝ち残った1チームがJ1の16位のチームとの「参入決定戦」に臨みます。

上位チームは引き分けでも勝ち上がれるのに対し、下位チームは勝たなければ次に進めないため、リーグ戦とは違った、一発勝負のしびれるゲームになることは確実。

しかも1回戦の相手は、隣県のライバル・大分。今季の対戦成績は1勝1敗、過去をさかのぼっても5勝6分5敗と全くの五分。お互いのサポーターがスタジアムを埋めるのは間違いなく、シーズンのクライマックスで“史上最も熱い”九州ダービーが実現することになりました。

大分といえば、2005年の発足当時からチーム強化や試合運営の面でその背中を追ってきた先輩であり、練習試合でも切磋琢磨(せっさたくま)してきた関係。

そんな相手とJ1昇格をかけて戦えること自体が非常に感慨深いのですが、大木武監督が「3つ勝たないと何も変わらない」と話すように、ここからが本当の勝負。熊本県全体で後押しして、J1をつかみ取りましょう!

チーム情報

◦J1参入プレーオフ1回戦
10月30日(日) 13:05 vs 大分(えがお健康スタジアム)

◦J1参入プレーオフ2回戦
11月6日(日) 13:05 vs 岡山対山形の勝者(シティライトスタジアムorえがお健康スタジアム)

◦J1参入決定戦
11月13日(日) 13:05 vs J1の16位のチーム(当該チームのホームスタジアム)

ロアッソ熊本の情報は熊日朝刊で詳しくお伝えします。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

チームとしては初めてのチャレンジだが、大木監督は京都時代に2度、プレーオフを経験している

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。