加入10年目の上村選手。いつの間にやら「お兄ちゃん」【ロアッソ熊本通信】
かけろ赤馬
「7試合ごとに勝ち点13」を目標に掲げる今季のロアッソ熊本。前々節から第3クールに入り、今週末はアウェーで水戸と対戦。負けられない試合が続きます。
1週間に3試合をこなすハードな“連戦”が組まれている5月。ゴールデンウイークには上位との試合で連勝するなど、チームは浮上に向けて順調に勝ち点を重ねています。
キャプテンのMF平川怜選手や得点源となっているFW石川大地選手の活躍も目立ちますが、同様にピッチ上で存在感を示しているのが、益城町出身のMF上村周平選手。小柄ながらも当たり負けせずにボールを奪う技術を備え、攻守のつなぎ役としてボールを受け、テンポの良いパスでリズムをつくっています。
そんな上村選手も、早いものでユースからトップチームに昇格して10年目。昨年はJリーグ通算200試合出場を果たすなど実績を積んできました。
同期の嶋田慎太郎選手(現・金沢)とトップ昇格した当初は、メディアとのやりとりでもぎこちなさがありました。ところがどうでしょう、近頃は練習後の囲み取材で冗談を言う余裕を見せ、人としても大人になったなあと思わせてくれます。
チーム内でも「お兄ちゃん」的存在になり、若い選手にいじられる光景も目にするようになりました。とはいえまだ27歳。円熟期はこれからです。(T)
Information
第17節 5月21日(日) 15:00 vs 水戸(ケーズデンキスタジアム水戸)
第18節 5月28日(日) 14:00 vs 山形(えがお健康スタジアム)
第19節 6月3日(土) 13:00 vs いわき(いわきグリーンフィールド)
第20節 6月11日(日) 19:00 vs 清水(えがお健康スタジアム)