野菜を組み合わせたアート作品「ベジフルフラワー」で、熊本の農産物を広く知ってほしい【すてきびと】

野菜やフルーツを美しいブーケや華やかなオブジェなどに仕立てる「ベジフルフラワー」。その第一人者で、全国的なコンテストで金賞受賞の経験もある佐々野さん。

約13年前に妊娠した際、医師から言われた「あなたが食べているものが全て子どもにいく」との言葉に衝撃を受け、「食」に関する知識を磨こうと野菜ソムリエの資格を取得。その後、同じ団体が認定するベジフルフラワーアーティストの資格も取得し、創作活動を始めました。

作品には基本的に県産野菜を使い、「熊本の農業を盛り上げたい」「熊本の農産物の良さをもっと知ってほしい」という思いを込めています。県外や海外のイベントなどでは現地の野菜を使用してアレンジ。「見て・楽しんで・食す」というサイクルを提案しています。今後は、「大きな個展の開催や指導者の育成にも力を入れたい」と話します。

実は娘さんも同じ道を志し、全国最年少の13歳で資格を取得。今後は親子でさまざまなセミナーやイベントに登場する機会があるかもしれません。