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過去は生ゴミの日に捨てよ!【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」55】

イラスト/もりのともしび

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相手が変われば恋愛も結婚もガラッと変わる!

私は全国各地の婚活現場に出向き、さまざまな相談にのっています。

先日行われた、東京都主催の「結婚おうえんフェスタ」でもワークショップと一緒に「荒木直美の恋愛保健室」を実施しました。

この日は、結婚を考えている本人だけでなく、親御さんの来場も多く「うちの息子が結婚しないで家にいるのが心配」と深刻そうにお話をされました。

私からは「今は、真面目に会社に行くだけではラチがあかないのです」と日本の出会い不足事情を伝え、「結婚したいのであれば、息子さん本人が行動する必要性を感じて婚活を始めるしかない」とアドバイスしました。

このように出会いでつまずいているケースのほかに、もう一つ多いご相談が本人が「過去の恋愛で傷つきトラウマを抱えている」というケース。

若い時の失恋、忘れられない恋人のこと、別れ際のトラブルなど、過去の辛い経験がなかなか忘れられず、次の恋に進めないという悩みです。
 
この日来場していた、とある30代男性は、20代で結婚しその後離婚。「パートナーはほしいけれど、またダメになったらと思うと怖くて」と話しました。

「気持ちは分かるけれど、過去のトラウマを足かせにして自分の人生を台無しにするより、勇気を出して一歩踏み出してほしい」と伝えました。

恋愛も結婚も、相手によって中身はガラッと変わります。

同じ人でない限り、同じ目にはあわないのです(もちろん選ぶ系統は変えないといけませんが)。

例えば、結婚相手も「束縛する人」「傲慢(ごうまん)な人」を選ぶと、自分の人生に「制限」が出てきます。

しかし、その逆で、「支えてくれる人」「自分の親も大事にしてくれる人」「思いやりのある人」を選ぶと、その人の人生は今より豊かになります。恋愛や結婚を偏ったイメージでとらえるのではなく、入れ物、箱だと考えて、そこに誰と入って、どんな素敵な箱にするのかを考えてほしいと思います。

箱は自分の気持ち次第でいくらでも設計できるのですから。

過去は生ゴミの日に捨てよ! 考え方次第で幸せは設計できる

PROFILE
荒木直美

あらき・なおみ 婚活コーディネーターとして、約2000組のカップルを誕生させた実績を持つ。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーする、オリジナルの婚「喝」語録が話題に。テレビやラジオでも活躍する主婦タレント。

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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