子どもが楽しめる”冒険遊び場”運営 地域住民の世代間交流も【すてきびと】
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NPO法人龍田共育ネットワーク理事長 新道 欣也さん
子どもたちが自然の中で“冒険遊び”を体験できる「龍田プレイパーク」を運営しています。パーク内には、地域住民でステージやパン焼き窯、露天風呂、ターザンロープ、ツリーハウスなどを整備。パークの竹を使ったそうめん流しや音楽会など、さまざまなワークショップを開いています。
立ち上げ時は、地元の小中学生たちと話し合いを重ね、理想のプレイパークの実現に向け尽力。ごみの持ち帰りなどのルールを定めた「プレイパーク憲章」を発案したのは子どもたちでした。「いま、遊びに来る子たちに『ここは、君らの先輩が作り上げたんだ』と話すと、ごみ袋を持参する子も多いんです」
2005年からは同所で毎朝、ラジオ体操を行い、世代間交流も。「プレイパークを通して、さまざまな世代が顔見知りになったことで、九州北部豪雨や熊本地震にも団結して復旧作業に取り組むことができました」
整備や維持管理など、息の長い活動は、地域の協力があってこそ。「子どもたちは未来そのもの。彼らが成長し、“龍田は誇れるふるさと”だと思ってもらえるよう続けたい」と話します。
Information
龍田プレイパークの情報は下記から。
https://www.facebook.com/LongTianpureipaku/