かわいさと手ごわさが魅力 小国杉の温かみ感じるパズル【くまもと手づくりCollection】
ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、”今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)
#076 おばけパズル/小国町
今にも動き出しそうなおばけのモチーフがかわいい木製パズルです。10ピースで構成され、一見簡単そうですが、ピースの形が似ている上、それぞれのおばけピースの裏側にも目があると気付いた瞬間、難易度がアップ。かわいいだけでない手ごわさも魅力です。
小国杉の間伐材を活用したサステナブルな取り組みとしても注目される「おばけパズル」。小国杉の木目の美しさに引かれた東京のデザイン会社が考案し、『小国町森林組合』と同町の『ファブラボ小国β工房』が制作を担当しています。パズルは1点ずつ手作り。板を切り出し、手の感覚を頼りに少しずつ機械で削り、3~4mmの薄さに仕上げ、紙やすりで表面を整えます。手に取るととても軽く、木のぬくもりがしっかりと感じられます。他に30ピースもあります。
【取材先】
小国町森林組合(阿蘇郡小国町宮原1802‐1)
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小国町森林組合
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