11月の作品:お題「遺言」
遺言も 金がなければ ただの紙
遺言を 書けど虚しき 独り者
遺言を 書いてみたいと いうゾンビ
遺言も 五七五で 書いた祖父
一休か 最後の言葉は 死にとうない
遺言に 認知子x 大炎上
遺言書 はじめて知った 父の文字
父の言う 宝の山は 燃えるゴミ
遺言に 本音のグチが こぼれ出す
本当は 無いが一兆円の 遺言書
言うことが あって遺言 100ページ
職務上 黒塗りだらけの 遺言書
バカ息子 女遊びは 真似するな
相続放棄 してもいいよと 念のため
AIに 書いてもらった 遺言書
遺言へ 誰も笑わぬ オチを書く
遺言を 家族会議で あみだくじ
達筆で 頷くだけの 遺言書
遺言に なってるらしい 俺の愚痴
方言で 書いてあるので 悪しからず
隠し子は いないとだけは 書いておく
直筆の これが見えぬか 息子達
遺言は? 孫を使って 嫁が聞く
墓前には ビール2缶を 供えてね
遺産0(ゼロ) 残念でした グットバイ
金庫でなく 書類まぎれる 遺言書
遺言書 AI管理で 一安心
書け書けと 言われ落書き 遺言書
経理出の 父のゆいごん 数字だけ
ゆいごんは どこまで続く 第三章
遺言書 作成キットが 息子から
書きかけの 遺言隠す 冷凍庫
遺言に 不要や自粛 辞退なし
遺言を 書くのは何故と 自問する
遺言を 素直に聞くは ポチとタマ
子とケンカ 直ぐに遺言 書き直し
借金と 隠し子だけは 書き残せず
少ないが 残せるだけで 良しとする
俺の手を 握り手渡す 借用書
気を付けて 逝って来るねと 付言書き
終活は お墓のローンと 遺言書
冤罪よ 財産目当ての 年の差婚
逝き際に 見せた涙の 遺志を継ぐ
遺言へ 開き直りの 気持ち良さ
号外で 出したいほどに 無い遺産
続編に 番外編と 続く遺書
資産減り 毎年書き換え ボケ対策
書き残し 命なくとも 明日の夢
遺言は 負の財産 あると妻
金はない 愛だけ残すと 父が書き
田畑より 現金残せ 妻が言い
愛犬に エサ代残す 遺言書
遺言を 毎年書いて 年重ね
元スパイ 暗号だらけ 父の遺書
遺言を 老いの暮らしの 盾とする
財産は 全て妻へと 妻の指示
お宝の 価値は自分で 調べてね
思いやり よりも著名が 欲しいのよ
遺言書 開けてびっくり 負の連鎖
介護した 息子の嫁へ 遺産過多
遺言書 書くぞと言うや 皆優しい
分けなさい 書いてみたいが 何もなし
遺言は 三途の川の 通行証
ついでだと 妻に同封 離縁状
文豪の 絶筆日付 サイン入り
この世への 切手貼らない 置手紙
遺言を したい資産も 相手もなく
嗅ぎつけて 疎遠の子らも 足繁く
タイミング 計って上手く 胡麻を擦る
自分には 過分なほどを 夢の中
さりげなく 自分の望み インプット
頼んだぞ 答えはNOと 妻子たち
遺言に ぐちと借金 トッピング
ゆいごんの 見本を真似て 誤字脱字
元気です 今年も書き換え 遺言書
遺言の つもりで聞いたが 持ち直す
書くまでは お父様言う 息子嫁
遺言を せかされあおられ 老いを知る
遺言も 遺産なければ ただの紙
置き場聞く 忘れないよう 思いやり
親切に 代筆するよと 猫撫でで
巧み技 あの手この手の 点稼ぎ
手遅れに ならぬ算段 機嫌取り
死んだなら 「実家の墓に」と 願う妻
用もなく 最近子供 家に来る
仲良くな ひと言残して 父は逝く
遺言書 伏字五文字で 締めくくる
ひな型を 丸写しした 遺言書
補筆され 妻から戻った 遺言書
遺言書 わが家の遺産は ネコ八匹
遺言が パックされてる 貸金庫
遺言を 書いて分かった 資産少
ゆいごんの 分与が今日は 次男坊
犬好きの 父の遺言 ワンと聞く
ゆいごんと いうより何故か エッセー風
財産は 夫ではなく 甥姪に
墓だけは どうか別にと 母が言う
子にたくす 日記代わりの 預金通帳
貴方への 感謝の言葉 遺言で
代々に お金に清くと 遺言が
遺言書 手直し続き 字が読めぬ
ボケる前 今すぐ書けと 言われても
遺言の 見本あるよと 妻が出す
遺言書 誤字があっても 通じてる
遺しても 自分史家系図 誰が見る
ありがたい 頼りにされて 元気出る
あてにされ まだまだ元気で ねばりたい
遺言の 書き方読んで 日が暮れる
遺言は アレだよ何だよ それだけか
遺言の 改訂版が 八回目
「財産」は 何が残るか 聞く子供
遺言を 書けば添削 する家内
遺言を 喧嘩の度に 書き換える
心こそ 残し伝える 家風かな
金は無か 心たくさん 残しとく。
書きもれで 追伸欄に つけ加え
遺言は 書いたことない 胸踊る
遺言の 為に習字の 教室に
お父さん 早く遺言 子がせがむ
遺言を 書いてスッキリ 墓参り
遺言より 生前贈与 子が今だ
千口の 城主券だけ 分け与ゆ
遺言が mp3 そうきたか
宝くじ 当てたら遺言 すぐに書け
遺言は 妻子の態度で 額決まる
Vサイン 遺影はイエーイ これにして
納骨は 絶対別にと 書いてある
遺言は 小姑多く 10通目
書いた後 タイムカプセル 入れ埋める
借金は 今現在は ゼロですよ
遺言も 川柳も筆 停滞中
お宝の 地図でも残し 旅立つか
トラブルの たびに遺言 書き換える
米粒に 二百文字ほど 書き残す
遺言書 中はへのへの もへじだけ
如何に生き 生きて良かった 我れに言う
遺言は 只の一言 ありがとう
遺言を 何て言おうか 日々迷う
遺言は 有りや無しやで 数多逝く
孤独死は 遺言残す 時も無く
遺産なし 但し葬儀は 華美にしろ
遺言書 鴉の勝手で 何故書くの
人生は 一天地六と 書いておく
バンクシー 俺の遺言 書いてくれ
遺言が エッセイ風で わからない
俺を見よ 愛した君へ これ全て
これをはけ 勝負パンツを のこすから
墓は別 書いてる途中で 妻にバレ
ローソクと 線香の火に 気をつけて
最後だと 言いつつハワイ 3回目
月旅行 先を越された 宇宙葬
聴かぬふり 妻が書け言う 遺言書
俺傘寿 娘夫婦が やたら来る
何もない 全て断捨離 よしなにと
ありがとう 遺産は無しと 一行目
後悔は 遺産と言える 額がない
遺言を 書く前に先ず ペン習字
遺言を 書く筆さがす 妻の留守
遺言を 書く筆さがす 妻の留守
遺言て エンディングノー トのことか
遺言の 二文字にぴくり 妻の鼻
喧嘩せず 達者で暮らせ だけだった
遺産分け 悩むと増えて くる胃酸
遺言書 家族に初の ラブレター
誤字脱字 無いか確認 誰頼む?
遺言で まだ狙ってる 直木賞
いごんより ゆいごんだから あたたかい
面倒だが 不要不急だ とも言えず
書こうにも 俺には資産 まるで無し
争いは 困る全額 寄付!と書く
財産は 全てポチにと 書いてあり
達筆の わりに少ない 遺産額
良好な 関係遺言 見るまでは
譲られた 山にしょっちゅう 熊が出る
達筆が 過ぎて読めない 遺言書
贈与税 両手広げて 待っている
ウソが六 ジョークが三の 遺言書
遺言書 さえも高値が つく偉人
ありがとう たった5文字の 味気なさ
大喧嘩 はずしてしまえ 遺言書
円安で 価値半減の 遺言書
なんかその おもろいことが 書きたいが
金はない 後悔もない 夢はある
遺言に そっと忍ばす はずれくじ
遺言の データ流出 父謝罪
遺言書 借金残し スマンだけ