3月の作品:お題「不適切」
身の丈の あるのは1枚 百均
どこで買った 聞かぬが仏 買えません
父と母 会話が全部 不適切
聞こえません 悪口全部 聞こえます
ワンコール 出ても出なくても 怒ってる
自己啓発 まずは自分が 啓発!
宝くじ 片手にビール 不適切
金がない 言ってる父は アル中
傷だらけ 朝になって 覚えてない
休憩の 会話も悩み 気を遣う
ハイ!siri!の 呼びかけ日本じゃ 不適切?
不適切 ひとの関わり 無機質に
今の世に そぐわぬ伝統 明るみに
Hi!siri
パワハラか? モラハラですか? カスハラです
声でかい 圧が強くて 目が怖い
不明者の 家族遺族と 言ったアナ
押えても指のすきまを出る言葉
通夜の席笑い上戸の酒の癖
その結果一人足りないコート内
かぶっても再発ボウシ脱げやすい
不適切 花見の前の 伐採は
一気飲み 無理強いする爺 昭和感
喪服着て 夏の暑さに 「まじ死にそう」
聡太には 負けられないと 4缶目
処理水よ 薄めて流す ラーメン汁
洗濯の NGリスト ティッシュ入り
またやった 調子に乗ると ほとばしる
言葉では 済まず本性 さらけ出し
常日頃 やりたくなるが 抑え込む
大噴火 わかっちゃいるが 止まらない
これこそが 叱咤激励 昭和かな
誰しもが 思っていても 口にせず
止めてくれ 私の舌の 滑り台
令和の世 どんどん増えて 口塞ぐ
窮屈に 感じる我も 歳をとり
言論の 自由を盾に 連射する
変化球 スパイス効いた 愚痴の山
スパイスで 愚痴フィクションが 大手振る
そりゃないよ 適切だけど 不適切
不適切 分かっていても 記憶ない
正論が 数の力で 没になる
図書館は 暖を求めて 利用中
防災の 袋ほとんど 缶ビール
時代劇 ちらっと見えた 舗装道
新聞で 最初に開く テレビ欄
レトルトを 手作りと言い 出す料理
買わないが 店のソファーで 休憩を
謝罪文 自分で書かず 読み上げる
不合格 親を励ます 受験生
「頑張れ」も 言えぬ職場の ミーティング
冗談で うっかり言えぬ 昭和ギャグ
「嫁に来い」昔は歓喜 今換気
スポ根の昭和スタイル無視される
火の玉も火だるまになる茶番劇
説明に知らなかったと白を切る
モラル無い議員がとても多過ぎる
大統領選挙で選ぶ形だけ
ダイバーと苦し紛れの言い訳し
大リーグ大谷抜きで語れない
カド番が売りになってる大相撲
異議は無し 嘘の上塗り 不適切
ミステイク 認めないのも 不適切
裏金も 過激なショーも 不適切
不適切 記憶有るのに 差し控え
人生を賭博でダメにした男
秘書のせい 裏金議員 悪あがき
大甘の処分で済ます幹部連
会社なら退職金もゼロでクビ
裏金をオモテに返し使いきる
アメリカじゃ爺とジジとの応酬戦
「おーいお茶」今じゃ流行らぬ古親父
妻にグチ二人羽織で子に言わす
返し来るお裾分けした珍味もの
孫二人一方だけを褒める癖
高齢者「後期」付けるは要らぬこと
大谷の離婚慰謝料どの位
韓国で韓国選手騒がれず
この病院 直ぐ切りたがる 医者ばかり
数学が 苦手な数学 教師いた
月曜に 花見を企画 する上司
過激ダンス 言うまでもなく 不適切
高血圧 なのにラーメン また完食
お互いに嘘つきとおす嫁姑
今ここで言ったらあかんその話
言い訳を嘘でごまかす「知らんけど」
夫婦でもいやよポッキー口移し
騙されて騙して夫婦歳重ね
肩枕 美人に貸して 乗り過ごす
朝起きて 居場所に困る 定年後
オレを診た 後で家内を呼ぶ 主治医
好きな物 食べていいよと 言う主治医
寛げる 場所は我が家で トイレだけ
自民党裏金作り不適切
自民党脱税してる不適切
防衛費二倍だなんて不適切
責任を取らないなんて不適切
おさわりのパーティなんて不適切
政倫審うそ八百で不適切
大学の理事長してる不適切
松本のたむけんタイム不適切
ジャニーズの補償は遅い不適切
聞く力素知らぬ顔で不適切
その暴言コンプラ盾に争います
親密さ度を超え君ら不適切
政治家が会見多用不適切
不適切通用しないオバタリアン
不適切お前の妻があんな美女
たフ知ょう非テキ利せいセッ税プン
時代ですやがてあなたも不適切
コマーシャル 羊頭狗肉に だまされた
お下がりは 我慢するけど 下着はノー
葬儀屋の 年内期限の 割引券
病院で またのお越しを イヤ来ない
裏金を 還付金だと 言う派閥
酒やめた 酒はやめたと 飲むビール
翔平は 日本一だと にわかファン
五七五 ひねってみたら 五十文字
多様化は 水着ダンスと 口お札
多様性だと強弁のあのパーティ
行列の バイトを雇う ラーメン屋
残業代 出れば年収 倍になる
残業を 減らす会議で 深夜まで
貧乏神 家族のような 顔で居る
葬儀屋が 三日にあげず ポスティング
家よりも 職場の方が 気が休む
日に三度 薬の為に する食事
不適切 また間違った バイデン氏
不適切昭和生まれは皆アウト
おいお前夫婦の会話成り立たん
痩せたろとニヤけた顔がもうアウト
何でんかでん上げ足取られ話されん
可愛いがセクハラになる意味不明
叱っても褒めてもいかんしゃべられん
不の熟語不倫と叫ぶ我が子かな
不適切上司のサボり部下の愚痴
子が愚痴る親子関係不適切
適切の基準を変える闇バイト
不合格不適切やとクレーマー
川柳に 頼りにされる 「不適切」
Sのブラ 無理に詰め込む メタボ妻
家計簿の 裏はこっそり 裏帳簿
妻の留守 隣の嫁と 夫婦風呂
マジシャンは 万引きの本 消してみせ
減税の 歩成りと金の 増税に
お天気屋 今日も予報士 雨と言う
姑は スープの冷める 距離が良い
ガチャン押す 社長になった 夢なのに
手相見に 手を握られて 口説かれる
病院の 中でも探す 喫煙所
妊娠中 男の子なら 褒められる
校長に 恋する男児 春ですね
教会で 数珠を片手に ナンマイダ
パーティーで せっせせっせと 裏金を
鼻ピアス 牛に学んだ 文化です
言えぬ愚痴 唯々託す リビングに
答弁が腹立たしさを倍加させ
チェルシーが消えて寂しきティタイム
女房が茶筒に隠し持つチェルシー
過激ショー多様性とは程遠い
テンバイヤー 子どもの夢を ぶちこわす
転売ヤー マック買い占め 子ども泣く
ゲームだめ 子に伝えつつ スマホ依存
値上げ幅 不適切にもほどがある
若づくり 鏡を見たら 不適切
老夫婦動きが悪く愚痴ばかり
物価高お店の前で愚痴が出る
花に水まめでも妻はお茶入れず
横柄な孫の態度に愚痴が出る
CMに局変えるもCMと
川柳に応募もなぜか選ばれず
我81意見が合わぬ孫18歳
ナンプレで答えが出るまで1時間
呆け進みZ分の歴史忘れ行く
ダイエット妻は粗食で応援し
こんなにも不適切が共通してるの珍しい
世の中は進んでいるに政治は昭和
あの世界常識違う世の中だ
100回まで セクハラ町長 あと1回
辛口を 頼んで辛いと 苦情言う
こんなのが 当選したら 世も末だ
練習中 水を飲むなと 言うコーチ
悪友に 「代返」頼んで ズル休み
キックバック どこから見ても 不適切
お天道に 賄賂の効かぬ もどかしさ
美食家で 通った人が 買う茶漬け
医者通い 元気でなけりゃ 続かない
どうしても 本を開くと 目が閉じる
女房の 顔色を見る 癖が有る
妻の居る 家は素面じゃ 帰れない
荒波にのまれ昭和が閉ざす口
乾杯の 挨拶長く 泡が消え
追放の二字が太文字元白鵬
足の爪 切る度自覚 するメタボ
会社では 昼の蛍の ような人
五時過ぎて 俄然元気に なる男
薄くなる 髪と社内の 存在感
目を掛けた 部下ほど先に 辞めて行く
トランプも立派な後期高齢者
不適切 お笑、ニュースが パンデミック
脱税は 忖度しても ×でしょう
赤い鴉 髪はからすの 濡れ羽色
若年化 先鋭化する 不適切
6,3,3、 知らず教える 英会話
気をつけようハラスメントと甘い罠
こっそりと 爺の入れ歯を はめてみる
女装して 女子トイレへと 入ってる
裏金は のらりくらりと 切り抜ける
不適切 言おうとしても 浮かばない
不適切 選んだ人も 不適切
根性も 時代変われば 不適切
愛の鞭 時代変われば 不適切
後輩を 飲みに誘って 奢られる
一杯の つもりが今日も 終電車
始末書の 書き方だけは 褒められる
ミスは部下 功は自分と 言う上司
同僚と 切磋するのは 職探し
かわいいね 酔って褒めても 失言に
素直さが 昔褒められ 今批判
うっかりを 防ぐためにも 口包む
生き残る ためには言動 気をつける
訴える? 普段の口調 怖すぎと
我妻は 言動全て パワハラだ
懐かしい 自由に発言 遠い過去
子はまだか? 我慢してたが 今は死後
ローマ字が読めず配達不適格
背伸びした全集本棚が笑う
ブランドの財布に諭吉一人だけ
いけないと思うと余計したくなる
役員会 冒頭「おくち チャックして」
人となり 知るのはそいつが いないとき
女性のみ 構成活躍 プロジェクト
ダイエット粗食の妻に文句言い
腰痛で買い物行ってに腰叩く
高血圧濃いめの醤油を薄口に
自転車で歩道を走り補導され
呆け進み自分の歴史忘れゆき
スマートホン扱い方が不十分
出かけたが帰り道忘れ送られる
三陸の地震被害に手を合わせ
魔女狩りの御旗に多様化の三文字
不適切彼の政治屋の5人衆
空惚け知らぬ存ぜぬ不適切
ドンはじめ類が類呼び不適切
不適切暴言誤読厚顔さ
金塗れ全身塗れてふてぶてし
老害は 印籠かざして 知らぬ顔
ハラハラと 腫れ物に触る 管理職
不適切 だと思うまま 慣れた味
頑固爺 黒毛三本 残り髪
昼間から 妻は飲み会 俺仕事
ポッチャリの 女性を誘う ちゃんこ鍋
コンプラで肩こり胃痛シワふえて
親切に教えていたら嫌がられ
好きですもひとつ違えばセクハラか
新人を育てるつもりがパワハラだ
されたこと今してみたら不適切
不適切 はびこる昭和が 懐かしい
不適切 言いきる私が 不適切
不適切 詫びるテロップ 多すぎる
コンプラが 多すぎ令和 生きづらい
後輩に コンプラ恐怖で 距離をとる
グローブを 子供に渡さず 飾る奴
残すなと ピーマン残す パパが言う
月曜に 花見を規格 する上司
バードウォッチャー なのに焼き鳥 大好物
寄席に来て 笑わせるなと 言う輩
こんなのに 大事な一票 入れるヤツ
裏金を秘書が被っていいしごと
不適切 子供に聞かれ なんと言う
青かった 今じゃ仮面を 着る夫婦
五・七・五 五・六・四・九したら 怒られた
媚を売り 反感を買う 女子社員
地位守る 事にあくせく する上司
出社して いれば給料 貰えたに
言い訳を 考えてから する仕事
ダイエット 減っていたのは 意欲だけ
救援の 筈がレトルト 先発に
半日を 掛けた料理が チンに負け
出てしまう 正直ゆえの 言動が
関白か 命令口調で 指図する
許される 基準は相手次第らしい
SNS アップ前に 吟味して
政治家のの裏金問題不適切
イスラエルの人道回廊不適切
街路樹に撒く除草剤不適切
公園の鳩の餌やり不適切
分別せずごみを出すのは不適切
夫婦なら話せば解る何もかも
下町に仲良く暮らす三世代
打ちとけて初めて解る人と人
家族なら弱音吐き合う時もある
アメリカを背負いバイデンよろけてる
我が家ではあやしいなぁでアウトです
不適切言うから逃げる「切」を外れ
不適切言って逃げてる不適面
記憶ない言えば逃げれる不適切
すぐ記憶なくなる大臣不適切
俺たちの会くそ爺の掃きだめと
ミスるたび甘えごまかす保身術
妻同名亜紀故強要舟歌を
被災地に絶えない余震ご勘弁
舞台劇幕がおりたら拍手沸く
肩たたき券見っけと婿に迫る義母
ほどである ほどでないのに 大炎上
ディスタンス 妻とは今も 取っている
休んだら オレが不要と 気付かれる
会社では 時の流れに 身をまかせ
その昔 「企業戦士」が 今[社畜」
息抜きに 会社に行った ようなもの
妻の愚痴 不適切です 春の雷
不適切 理解難し 多様性
多様性 許容範囲が 分からない
多様性 理解不足で 不適切
不適切 理解難し 多様性
多様性 許容範囲が 分からない
食べ過ぎと思う妻へと挟む口
語尾にハラ付くようなことしてはダメ
不適切 詫びる角度が 不適切
不適切な 社員のままで 定年日
寝る議員 貴方は職に 不適切
常套句「記憶にない」と「不適切」
昭和では 根性論の 運動部
発言で 首のすげ替え 何人目
不釣り合い 似たもの夫婦 ほざいてる
アオハルじゃ 感じなかった 疎外感
間違ったなんて言わない不適切
適当に答えた答え不適切
常識です 連呼するあなたが 非常識
今どきと 時代遅れの 間のワタシは何者か
何にでも かけ過ぎ夫 妻への愛をかけるべし
エアコンの 設定温度が 主婦の度量
節約と ドケチの度合いは 紙一重
いい人と 思っていたのに どうでもいい人へ
お医者様 随分待たせて
国会に適さぬ人がそこかしこ
40年 平社員で 定年を
家計簿が 定年後にも 働けと
子供さえ 手を引っ込める 物価高
冗談が 過ぎて発言 不適切
政治家の 失言暴言 不適切
不適切通夜に手品をやるなんて
おい妻よそのステテコは俺のもの
不適切 連想をした クリントン
無理へんに またも拳骨 大相撲
取り締まる側から支援される人
一票が キックバックで 蹴散らされ
一票の重み キックバックge 裏切られ
まさかから 今ではまたか 永田町
吹くだけの ラッパ庶民に 響かない
政治家は リバーシブルな 舌を持つ
「大統領」 もう掛け声に 使えない
品名が ちょっと気になる 正露丸
妻子ある身で別嬪と恋に落ち
配慮無き者を嫌うの適切だ
不適切川柳は詠む自信あり
ほどが無いほどひどいのが不適切
Xも 悪く使えば ×(ばつ)になり
オレオレを ワタシワタシと 電話する
夫婦風呂 隣の嫁に 声かける
大臣の 椅子のサイズに 合わぬ尻
懸垂は 足を地面に 着けてする
交番で 交番どこと 訊いてみる
玄関の ブザーが鳴った 無人島
花園は 踏みにじられて スミレ散る
目を閉じて マスクの上の 初キッス
妻求む アルバイト可 住み込み可
都合よい父の提案無視される
不適切その言い方が不適切
悪事バレとりあえず言う不適切
政治家の座右の銘は不適切
言い訳の正に金言不適切
すべらない話追ってる週刊誌
多すぎる議員の数が不適切
万博の屋根もトイレも不適切
不適切不倫しているうちの猫
通じない言葉のアヤじゃだからダメ
適切を欠いていたってじゃあ離婚?
ダメならダメずばり言ってよグッドバイ
歌謡祭お喋りばかりでジ・エンド
同窓会恩師の悪口止まらない
抜け道が垣間見えてる提案書
道理より忖度ばかりの上申書
採択に好みばかりが優先し
がん発に遺伝子だけの説明じゃ
村相撲まわし解けたら拍手沸き
この時代なんとかハラは身の破滅
不適切発言いつも未曾ゆう