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木工技術を競う全国大会で銀賞に 世界大会優勝に向けさらに腕を磨く【すてきびと】

梅田 聖泰さん
梅田 聖泰さん

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株式会社ナスク 木工職人 梅田 聖泰さん

梅田 聖泰さん 2002年、熊本市生まれ。幼い頃から、家具作りが趣味だった父親の手伝いを通してモノ作りの楽しさを知る。木工職人を志し、熊本工業高校インテリア科へ進学。卒業後、合志市の家具・建具制作会社「ナスク」に入社し、棚のパーツ作りなどを担当。菊陽町で妻と娘と暮らす。
梅田 聖泰さん
2002年、熊本市生まれ。幼い頃から、家具作りが趣味だった父親の手伝いを通してモノ作りの楽しさを知る。木工職人を志し、熊本工業高校インテリア科へ進学。卒業後、合志市の家具・建具制作会社「ナスク」に入社し、棚のパーツ作りなどを担当。菊陽町で妻と娘と暮らす。

昨年11月に開催された、さまざまな職種の技術を競う「技能五輪全国大会」の建具部門で銀賞に。日本代表として、今年9月にフランスで開催される世界大会に出場します。

全国大会は2年前に続き、2度目の挑戦でした。時間内に指定の図面通りに木工作品を作り、その過程や完成度の高さを審査されます。図面は事前に発表されますが、大会前日に仕様変更も。「応用力が試されます。2年前は、パーツを規定よりも小さく作ってしまい、やり直しになりました」と苦笑い。その悔しさをバネに、会社の先輩に助言をもらいながら、毎日練習を重ねました。

2年に1度開催される世界大会。今回の全国大会は、世界大会出場の選考も兼ねていました。ただ、金賞を受賞して世界大会に挑戦できるのは23歳まで。梅田さんは今回がラストチャンスでした。「手応えを感じたのですが、結果は銀賞。金賞の方は年齢制限で世界大会に出場できず、繰り上げで自分が日本代表に。うれしさより、金賞を受賞できなかった悔しさが強いです」とストイックな感想も。「日本代表になったからには、もちろん世界1位を目指します」

全国大会の梅田さんの作品。美しい曲線や隙間のない継ぎ目など、練習の成果が伺えます
全国大会の梅田さんの作品。美しい曲線や隙間のない継ぎ目など、練習の成果が伺えます

Information

梅田さんのInstagram(@u_useiya)では、世界大会へ向けた練習の様子などが更新されています。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

梅田 聖泰さん

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