夢をかなえ一段とイルカが大好きに 一人前の飼育員を目指し日々奮闘中【すてきびと】
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「海中水族館シードーナツ」飼育担当 鶴田 悠奈さん
イルカの飼育員としてショーや触れ合いプログラムに出演する他、トレーニング、健康管理、給餌、プールの清掃と1日を忙しく過ごします。「時間に追われることもありますが、日々イルカと一緒なのでとても幸せです」
両親とよく行った水族館で、楽しそうにイルカに関わるトレーナーの仕事を見て憧れこの世界に。住み慣れた大阪から熊本の水族館を選んだ理由は、お客さんとイルカの距離の近さに感動したことでした。触れ合いプログラムでは観客を間近に感じながら給餌やトレーニングを披露。「お客さんの目の前で行うことでプレッシャーもありますが、やりがいも強く感じます」
大事にしているのはイルカとの信頼関係。「イルカのことを一番に考える」という先輩の指導を仰ぎながら、一方的に技を教え込まないなど、イルカがストレスなくトレーニングできることを心掛けています。この春からは、イルカの中で体が一番大きく年長の“陽(はる)ちゃん”の飼育を任されることに。新しい技のトレーニングにも気合が入り、「見に来てくれる人みんなに楽しんでもらいたい」と声を弾ませます。
Information
同館では6/9(日)まで、鶴田さんが担当した特別展「シードーナツ流! 飼育員のお仕事展」を開催中。