ラジオ番組のアシスタントに抜擢 応援する人たちの声を届ける【すてきびと】

子どもの頃から、両親に連れられてロアッソ熊本の試合を見に行くことが生活の一部だった田中さん。大学2年の時、毎年12月にサポーター主導で実施しているイベント「ロアッソ熊本大忘望年祭」の実行委員長を務めたのをきっかけに、応援番組のアシスタントパーソナリティーに抜擢されました。

収録の際、メインMCの風戸南陽子さんをサポートするだけでなく、試合会場などでチームを応援する人たちの声を集め、広く届ける役割を担います。

「取材を通じて、自分とは違った視点で応援している方がたくさんいることを知り、言葉で伝えることの責任や魅力を感じています。ラジオでは表情が見えないので、聞いた人を傷つけたり誤解を生んだりしないような言葉選びに気をつけています」と話します。

自らがスタジアムで周りの大人たちにかわいがられて育ったように、ロアッソ熊本の試合が、子どもたちも含めた幅広い年代の人がつながる機会になるのが田中さんの理想。

「番組を聞いてロアッソと出合い、応援してくれる方を少しでも増やしたい」と、マイクを通じて呼びかけます。