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麺カフェ 志(こころ)・阿蘇│名店の味を引き継いだ食用バラ農家一家がオープンした麺カフェ

阿蘇市の「阿蘇カドリー・ドミニオン」近くにあるお店の前の黒いクマの置物を見つけて、何のお店だろうと気になられていた方も多いかもしれません。

実はこちらは、麺や阿蘇名物のメニューがいただけるカフェなんです♪

今回はその、阿蘇市黒川にある「麺カフェ 志(こころ)」のを運営されているご家族や、看板メニュー、店頭に並ぶクマの謎などについてご紹介します!

目次

阿蘇の人気店の味を引き継ぐべく立ち上がった、食用バラ農家一家

「麺カフェ 志(こころ)」は、かつて地元で愛されていた「若菜うどん」の味を引き継いでいます。

「若菜うどん」の大将の体調不良による引退・閉店を惜しみ、常連客だった農家一家が、「若菜うどんの味を引き継ごう!」と家族一丸となって立ち上がり生まれ変わったお店です。

一家は農業を続けながら「若菜うどん」の修業を積み、2024年3月に、「麺カフェ 志(こころ)」という店名でオープンしました。

表の駐車場には15台停めることができます!大型車も駐車可能です。

店内は広々!小あがりからテーブル席までありお子様連れでも安心

店内は広々とした、木を基調にした落ち着く空間。小あがりの席は家族やグループに人気です。

お子様用のエプロンや食器なども自由に使えるよう用意されているので、お子様連れの方も安心して利用できますよ。

イチオシは、家族の好物を詰め込んだ人気の「こころうどん」

麺カフェ 志のイチオシは、「こころうどん」1,100円!

「若菜うどん」の出汁や麺を引き継ぎ、具材には家族の好きなものをいれたうどんです。まさに「家族が作り上げたうどん」と言っても過言ではありませんね!

こころうどんの具材
  • 牛肉
  • きのこ
  • ごぼう天
  • 紅白かまぼこ
  • (別添えの)生卵

お出汁に数種類の醤油をブレンドした濃いめの汁は少し甘め。うどん麺との相性も抜群で、具材にもよく染みます。

生卵はお好みで。別皿で割ってうどんを卵液につけていただく方もいるそうですが、私は生卵をうどんの上にのせた「月見うどん」にしていただきました。

牛肉にも甘辛いお出汁がしみしみ(^^) 

もちもち、食べ応えのある歯ごたえの手打ち麺にも、甘辛い出汁がよく染み、卵も絡んで、すき焼き気分!

同じ値段で、麺をそばに変更することもできます。

プラス300円で、ご飯と日替わりの小鉢2品と香の物が付いた「こころうどん定食」にもできます。

ドリンクも豊富で単品で400円~。セットにすると200円引きなのでお得です。

阿蘇名物の高菜めしやだご汁も人気!阿蘇の外輪山を見ながら食べよう

「麺カフェ」ですが、うどんやそばの他に、高菜めしやだご汁など、阿蘇名物もあります。

写真は、「だご汁定食」1,400円 だご汁と高菜めし、香の物に日替わりの小鉢2品が付いてきます。

高菜めしにはどこをすくっても高菜がたっぷり!だご汁も具沢山でほっこり♪ 

阿蘇の外輪山を眺めながら阿蘇名物を食べる・・・とても贅沢な時間を過ごすことができます。

農家だから実現!贅沢な自家製バラとブルーベリーのドリンクにも注目

「麺カフェ 志」は、ドリンクメニューも豊富で、食事だけでなくカフェだけの利用も大歓迎!

ドライブのお供にテイクアウトもいいですね。ぜひ飲んでほしいのがこの2種類!

ローズソーダ 600円とブルーベリーソーダ 500円(※食事とセットの時は200円引き)

これらは、農家運営のカフェだから実現できたとても贅沢なドリンクなんです。

まずはそのまま、そして徐々に混ぜながら飲んでみてください!

下にエキスがたっぷり入っていて、ローズはローズ、ブルーベリーはブルーベリーの濃厚な味わいが楽しめます。

ローズは飲んだ瞬間、香りがぶわっと鼻を抜け、芳醇な甘さにうっとり。ローズソーダは食用バラが20輪位ほど使用されているとか。まさに飲む香水で、体中からいい香りがしそうです♪

ブルーベリーはもちろん自家製で、この濃さでいただけるのは自家栽培ならでは!いずれもオーガニックで育てられたものなので、安心していただけます。

バラやブルーベリーは通年収穫ができるものではないため、最盛期に摘んだものをエキスにして、それを年間通して提供しています。そのため、提供できる数には限りがあります。

気になった方はぜひ早めに「麺カフェ 志」へ行ってみてください♪

バラ農園と店頭のクマの銅像秘話

「麺カフェ 志」のご一家は、店舗とは別途、食用バラとブルーベリーの農園を運営されていて、今回は食用バラ農園にもお邪魔しました!

伺ったのは11月中旬。バラの収穫の最終時期で、たくさんのバラが咲き、いい香りがしていました。

バラ農園をメインで担当されているお父様は、「阿蘇カドリー・ドミニオン」元社長の小笠原徹朗さん

阿蘇カドリー・ドミニオン」を退職後、熊本地震やコロナ禍などを経て、阿蘇を別の形で盛り上げようと、かねてから注目していた食用バラとブルーベリーの農園を始められたそうです。

そして…「麺カフェ 志」の店頭にあるクマの銅像はなんと、「阿蘇カドリー・ドミニオン」で不要となり、引き取ったものだそう

「麺カフェ 志」と「阿蘇カドリー・ドミニオン」にそんなご縁があったなんてびっくりですね。

店舗に訪れた際、この銅像の前で記念撮影はいかがですか?

麵カフェ志の店内では食用バラとブルーベリーを使った商品も販売中!

自家農園で作った食用バラとブルーベリーを使った商品開発もされています。

中でもおすすめはジャムで芳醇な味と香りを楽しめます。これらは、店頭または「道の駅阿蘇」などで購入可能です。他にもかわいいボトルに入ったキャンディなどもありますよ。

ご一家の想いが伝わって、徐々にお客様も増えてこられたそう。

店主の小笠原拓志さんは、 「店名の“志”(こころ)は、店長と5人の子供たちの名前全てに入っている“志”という文字から付けました。私達家族の決意と想いが詰まっています。大好きだったこのうどんを守れてよかった。多くの方に味わっていただきたいと思います」と決意を語ってくださいました。

土曜日は夜も営業されていて、年末年始も12月30日を除き1月5日まで営業。以降の営業はSNSまたはお電話でご確認ください。

阿蘇を盛り上げ「地域の味を絶やしたくない!」と一念発起したご一家のお店を訪ねてみませんか。

以上、「麺カフェ 志」のご紹介でした。

麺カフェ 志 店舗情報

住所阿蘇市黒川2140-4
TEL090-9497-5560
Webサイト @mencaffee_cocoro
営業時間11時~14時、土曜は17時~20時も営業
休業日金曜(祝日の場合は営業)
44席
駐車場15台、大型車OK

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この記事を書いた人

熊本城が大好きで、2021年6月熊本に移住。各種SNSで「熊本城日記」を更新、「くまもとよかとこ案内人」の一員として熊本城等のガイドをしながら、熊本城の復興を応援!熊本生活を楽しんでいます(*^^*)

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