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台湾・能登を映画で支援 豪華ゲストにも注目

「くまもと復興映画祭」の見どころや思いを語る行定勲監督
「くまもと復興映画祭」の見どころや思いを語る行定勲監督

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くまもと復興映画祭11/30(土)、12/1(日)開催

映画の力で被災地復興の後押しを目指す「くまもと復興映画祭」のディレクターを務める行定勲監督(熊本市出身)が、8回目となる映画祭への思いを語ってくれました。

2017年にスタートした映画祭は今年、能登半島地震と台湾東部沖地震を熊本から支援することも目的に掲げています。行定監督は「熊本地震の時、台湾を含むたくさんの人たちに支えられた熊本が、今度は恩返しをする番」と話します。

上映する作品は、「エネルギーに満ちた映画」であることを基準に行定監督の独断と偏見で決めているそう。今回は熊本と台湾の関係が深まる中、行定監督が敬愛する台湾の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の日本映画『珈琲時光』をセレクト。主演の一青窈さんと浅野忠信さんのほか、永瀬正敏さん、池松壮亮さんら豪華な映画俳優がトークイベントに登壇します。

以前の映画祭で観客に「自分では絶対に選ばない映画だったけど、見てよかった」と言われたのが本当にうれしかったと話す行定監督。「映画の本質的な面白さを期待して来てくださる熊本の皆さんと上映後に語り合えるのが楽しみ」と映画祭に期待を込めていました。

(フリーライター 上妻祥浩)

EVENT INFORMATION

くまもと復興映画祭

スケジュール
11月30日(土)

特別上映会

会場菊陽町図書館ホール
開場12:30
開演13:00
上映作品『恋恋風塵』
ゲスト(予定)高良健吾、一青窈

前夜祭

会場熊本城ホール シビックホール
開場17:30
開演18:00
上映作品『珈琲時光』
ゲスト(予定)藤井道人監督、石井岳龍監督、永瀬正敏、一青窈、浅野忠信
12月1日(日)
会場熊本城ホール シビックホール
開場9:30
開演10:00
上映作品『青春18×2 君へと続く道』
『ぼくのお日さま』
『箱男』
ゲスト(予定)藤井道人監督、石井岳龍監督、池松壮亮、永瀬正敏、浅野忠信

【入場料】※完全入れ替え制

各作品券:1500円

通し券(12/1):3500円

チケット購入など詳細は映画祭の公式HP

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

「くまもと復興映画祭」の見どころや思いを語る行定勲監督

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この記事を書いた人

映画解説・研究者、フリーライター。映画検定1級。熊日から「週刊文春CINEMA」まで神出鬼没。RKKラジオ「ニュース515プラス」毎月第1金曜日に出演中。家ではチワワとウーパールーパーの飼育員。『シン・ゴジラ』に出ていることだけが自慢。

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