体内をユニークな手法で描くファンタジーアクション【カルチャールーム】
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はたらく細胞 12/13(金)公開
今月は、人気コミックを豪華キャストで実写映画化した作品が重なりました。そのにぎやかさは、かつての“正月映画”という呼び名にふさわしいかも!?
「はたらく細胞」は人間の体内の細胞を擬人化してその働きを分かりやすく描く、という見事なアイデアの原作を実写化。ある父娘(阿部サダヲ&芦田愛菜)のドラマと、彼らの体内の様子が並行して描かれます。赤血球の永野芽郁、白血球の佐藤健をはじめ豪華キャストがユニークな衣装で真剣に細胞になりきっている姿はちょっと笑えますが、彼らと病原体との戦いのシーンは本格的なアクションとアメコミ・ヒーローものを思わせるノリで燃えます。一方の父娘のドラマは号泣必至!
笑えて、燃えて、泣ける。さまざまなエンタメの要素がうまく融合した傑作です。
(フリーライター 上妻祥浩)
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