「くだらない企画」やってみた記録【つんどく よんどく】
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ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
酒場ライター2人によるユニット『酒の穴』の対話エッセー集、というより中年男性が思いついた「くだらない」企画を、無理しない程度にやってみた記録だ。そんなのが面白いのかと思われるかもしれないが、これがまあ面白い。
サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円分注文する遊び、1つの弁当から好きなおかずを取りあう「弁当将棋」、そして好きな日を元日と決めてダラけた正月気分を味わう「ニセ正月」。よくそんなこと思いつくな…でも思いついたところで実際やらないよな…、そんな企画に大人が楽しそうに取り組む。文章のいい湯加減も相まって、ついつい読んでしまう。そもそも酒場ライターなんて最高の職業を名乗る人の書くものが面白くないわけがない!
ほとんどの悩みはこれを読めばどうでもよくなる、おそらく! 年末年始、おでんとお酒でもやりながら読んでください。