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川尻蔵前うどん ぬま田・南区川尻│「赤酒」を使った出汁が決め手の感動うどん

川尻蔵前うどん ぬま田・南区川尻│「赤酒」を使った出汁が決め手の感動うどん

川尻蔵前うどん ぬま田は、酒蔵のある町「川尻」を訪れたらぜひ行ってみてほしい、熊本ならではの「赤酒」を使った出汁が決め手のうどん店です。

食欲をそそる強烈な出汁に香りにびっくり!そして飲んでそのコク深いうま味たっぷりの味わいにびっくり!

感動すら与えてくれます。気が付くとうどん沼にはまってしまう、魅惑のうどんなのです。

目次

「川尻町」バス停前、「瑞鷹」の酒蔵に近い立地

川尻と言えば、江戸時代から続く酒蔵「瑞鷹」が有名。「川尻蔵前うどん ぬま田」は、「瑞鷹」の本社や蔵が面している大通りや蔵前通りに近いことから、名付けられました。

川尻蔵前うどん ぬま田外観

駐車場は入り口前に3台。店舗横に3台、店舗すぐそばの空き地に5台(場所は店舗に確認)用意されています。「川尻町」バス停も目の前!

「川尻のお酒とともにうどんを楽しみたい」という方はぜひバスを利用して来られてください。

落ち着く店内。座敷席だけでなく、カウンター席も豊富

店内は小あがりの座敷席が3つ。他は全てカウンター席となっています。

ご家族でもおひとり様でも来店しやすいお店です。

川尻蔵前うどんぬま田店内

香って食べて二度沼る、感動うどん。

今回は、店長おすすめの「けいらんうどん(850円)」と「鯛のみぞれうどん(1,000円)」2つのうどんを食べ比べしてみました!

けいらんうどん(右)鯛のみそれうどん(左)

右が「けいらんうどん」850円、左が「鯛のみぞれうどん」1,000円です。

私はここまで濃厚な出汁の香りを嗅いだことがなかったので、まずそれにびっくり!食欲を誘う見た目と香りに、味の期待度がマックスに。

とろっとしたたまごあんがたまらない!店長おすすめの「けいらんうどん」

川尻蔵前うどんぬま田のけいらんうどん

濃厚な香りが食欲を誘うつやのある出汁に、照りのあるとろっとしたたまごあんがたっぷりかかった「けいらんうどん」850円。

たまごの絶妙な広がり方や出汁のとろみは、和食料理人歴40年以上の店主やスタッフの方の熟練の腕がなせる業。店主が探していきついた製麺所から仕入れるもちもちの麺との相性も抜群!

ふわっふわな食感のたまごは、その時期の上ランクのたまごを使用。食欲がない日でも、この出汁の香りを嗅ぐと食欲が増し、食べるとすぐに元気になれそうです。

以前、ある取材で訪れた全国で有名な芸歴50年以上の某タレントさんが、これまで食べたうどんの中で3本の指に入るおいしさとおっしゃったのだとか。

その表現が大袈裟でないことは、実際に食べてみるとわかります。

4月末までの期間限定!「鯛のみぞれうどん」もおすすめ

こちらは2025年4月末までの期間限定の「鯛のみぞれうどん」1,000円。

川尻蔵前うどん ぬま田の鯛のみぞれうどん

出汁あんに、鯛とみぞれ(大根)が溶け込んだこのうどんは、和食職人の店主が、和食の「かぶら蒸し」の技法を用いて生み出したうどん。まさに、高級料亭の味わいです。

出汁のうま味と甘味にみぞれ大根のほのかな苦味がアクセントとなり、更にその深みを味わうことができます。

うどんにのっている鯛を口に入れるとやわらかくほろほろと崩れ、そのまま食べても、出汁に混ぜても美味しく食べられます。

たんぱくな味わいの鯛の味や食感は、うま味たっぷりの出汁とよく合います。

赤酒入りの美味しい出汁に、みぞれや鯛を加えることで、新たな魅力が引き出されています。

先ほど紹介したけいらんうどんと食べ比べると、その味わいの変化に「そう来たか~!」と驚かされました。

まさに職人の創意工夫が見事に調和した逸品だといえるでしょう。海苔をちらしてわさびをちょっと入れると、味がしまって格別!

こちらは4月末までの限定メニューなので、ぜひ食べてみてくださいね!

定番メニューはこちらです。

川尻蔵前うどん ぬま田メニュー

季節によって限定メニューも登場します。他に、テイクアウトやお弁当もありますよ。

ぜひチェックしてみてください。

感動の出汁の秘密は、熊本ならではの「赤酒」と「醤油」にあり!

「川尻蔵前うどん ぬま田」の「蔵前」とは、川尻に江戸時代から続く酒蔵「瑞鷹」の蔵が、店舗から近いことから名付けられました。

「川尻蔵前うどん ぬま田」の出汁の決め手の一つは、江戸時代から今なお愛されている「赤酒」を使用していること。

「赤酒」は、熊本ではお屠蘇酒にも使われるほど、馴染み深いお酒

みりんのような甘さやほのかなとろみと、料理酒のような深みとコクの両方が「赤酒」だけで叶います。

「川尻蔵前うどん ぬま田」では、同店から近い酒蔵「瑞鷹」の料理用の「東肥赤酒」を使用。肉や魚を煮ても身が固くならず、照りやつやが落ちず、うま味が増すことなどから、欠かせない調味料の1つとして、料亭や有名料理店などでも使用されているところもあるとのこと。

さらに「川尻蔵前うどん ぬま田」では、出汁に、熊本で70年以上続く歴史深い「橋本醤油」のお醤油も使用カツオや昆布からとった出汁と赤酒との相性は抜群

それらのベストバランスが生み出したのは、和食料理人歴40年以上の店主です。

歴史ある調味料とおいしい素材、それを生かす料理人の腕のすべてが揃って、この奇跡の出汁が生まれたのですね。

コロナ禍の苦戦を乗り越え、川尻で再出発した店主!

店主は元々熊本市中央区花畑で、和食店をしていた方。常連客も多く繁盛するも、全世界を震撼させた新型コロナウィルスの影響で経営が困難に。

2021年に新たな地で再出発すべく、行きついたのがここ「川尻」で和食の中でも評判がよかったうどんに絞って店舗を出すことにされました。

以前から和食に欠かせない調味料として愛用していた「赤酒」を生んだ町「川尻」に行きつかれた店主。そのご縁を大切に、「赤酒の料理酒としての魅力や川尻の魅力も知っていただけるきっかけになれば」とのこと。

最近では、川尻に観光にいらっしゃった海外からのお客様も増えてきたそう。

一品料理も充実していて、居酒屋と「ビール」の他、お膝元の「瑞鷹」の焼酎ももちろん揃っています。

店頭駐車場には店主の似顔絵が入った暖簾が飾られています。

これは川尻の地で再出発を決めた店主に、この店の地主さんが、贈ってくれたものだそうです。

暖簾にある「まち・ひと・出会い」は、店長の想い。

「川尻」の名を店名につけ、新たな地で出発した店長の心意気が、その味にもたくさん詰まっていました。

ぜひ皆様も、川尻蔵前うどん ぬま田でうどん沼にはまってみてください。

川尻蔵前うどん ぬま田

住所熊本市南区川尻4-5-41
TEL096-223-8366
Webサイト@shigeru_numata7
営業時間11時~15時(OS14時)、17時30分~21時(OS20時)
休業日月曜、木曜午後
30席(座敷3机12席、カウンター18席)
駐車場11台(店舗前3台、店舗横3台、離れ5台)

川尻蔵前うどん ぬま田・南区川尻│「赤酒」を使った出汁が決め手の感動うどん

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この記事を書いた人

熊本城が大好きで、2021年6月熊本に移住。各種SNSで「熊本城日記」を更新、「くまもとよかとこ案内人」の一員として熊本城等のガイドをしながら、熊本城の復興を応援!熊本生活を楽しんでいます(*^^*)

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