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「できる」と信じているから… 監督のポジティブな声かけ【ロアッソ熊本通信】

大木監督は、厳しい指摘と具体的なアドバイス、自信を促す前向きな言葉のあんばいが絶妙です
大木監督は、厳しい指摘と具体的なアドバイス、自信を促す前向きな言葉のあんばいが絶妙です

ロアッソ熊本は、GWの連戦でなかなか勝ちきれず、思うように勝ち点を伸ばせませんでした。リーグ戦は間もなく折り返し。攻守の質を高め、勝ち点の積み上げを目指します。

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かけろ赤馬

先月末からの連戦では、第13節の大分戦、第14節の今治戦で今季初の連敗を喫しました。愛媛を迎えた第15節も、FW塩浜遼選手の2得点で追いついたものの、早い時間の失点が響き、引き分け。

大木武監督は「誰がチャンスをつくって誰が取るのか、誰が守るのか─。そういった部分での責任感や強さが足りない」と、厳しい言葉で問題点を指摘しました。

その一方で、練習時は「今から20勝するよ!」「お前らならできるよ!」と、ポジティブな声かけを欠かしません。

あえて前向きな言葉をかけることで、選手たちに自信を持たせる狙いなのか? 監督にその真意を尋ねると、次のように答えてくれました。

「気持ちの持ちようだけじゃなく、実際に『やれる』と思っているから、自然と口に出たんだろうな。俺は(選手たちを)信じているから」

振り返れば、2021年のJ3優勝とJ2復帰、22年のプレーオフ進出、23年の天皇杯ベスト4も、選手を信じたからこそ実現できたものでした。

リーグ戦は折り返しを迎えますが、選手たちが監督の言葉を意気に感じて、持っている力をしっかり発揮すれば、浮上はまだまだ可能です。
(T)

インフォメーション

  • 第17節
    • 5月25日(日) 16:00
    • vs 秋田(えがお健康スタジアム)
  • 第18節
    • 6月1日(日) 14:00
    • vs いわき(ハワイアンズスタジアムいわき)
  • 天皇杯2回戦
    • 6月11日(水) 19:00
    • vs 千葉(フクダ電子アリーナ)
  • 第19節
    • 6月15日(日) 18:30
    • vs 甲府(JITリサイクルインクスタジアム)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

大木監督は、厳しい指摘と具体的なアドバイス、自信を促す前向きな言葉のあんばいが絶妙です

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。

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