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スイーツって我慢しなきゃいけないの? 妊娠中の甘いもの事情【子育てラボ】

スイーツって我慢しなきゃいけないの? 妊娠中の甘いもの事情【子育てラボ】

目次

[VOL.567]食べる

妊娠中、「無性に甘いものが食べたくなる」という声をよく聞きます。だけど、赤ちゃんのためには我慢すべき…?と悩む人も多いのではないでしょうか。そんな妊婦さんに向けて、安心して楽しめるスイーツの選び方を慈恵病院の吉岡美月さんに聞きました。

教えてくれたのは

食事に不安があるときは、定期検診の際に相談してみましょう

慈恵病院 管理栄養士 吉岡美月さん
慈恵病院 管理栄養士 吉岡美月さん

妊婦の体の変化と間食の目安

妊娠中は栄養を蓄えやすく、体重が増えがちです。血圧や血糖値が上がり、高血圧や妊娠糖尿病を招くこともあります。つわりの時期が落ち着いたら、まずはバランスの取れた食事を心がけましょう。間食は200kcalを目安に、たまのご褒美として楽しむのがお勧めです。できれば午後5時以降は控えるなど、時間にも気を付けましょう。

間食は200kcalを目安に、たまのご褒美として楽しむのがお勧め

避けた方がいいもの

アルコールが入っているもの

胎児に影響を及ぼし、障害や低出生体重のリスクも。リキュール入りのチョコレートなど、アルコールを含む食品には気を付けて。

 胎児に影響を及ぼし、障害や低出生体重のリスクも。リキュール入りのチョコレートなど、アルコールを含む食品には気を付けて。

カフェインが入っているもの

高カカオのチョコレートなどに含まれているカフェインは、流産や胎児の発育に影響を及ぼす可能性があります。摂取を控えるのが望ましいものの、1日200mg以下を目安にするとよいでしょう。

 高カカオのチョコレートなどに含まれているカフェインは、流産や胎児の発育に影響を及ぼす可能性があります。摂取を控えるのが望ましいものの、1日200mg以下を目安にするとよいでしょう。

生もの

妊娠中は食中毒のリスクが高まるとされ、注意が必要です。刺し身や生肉に加え、加熱されていないナチュラルチーズも控えた方がいい食品です。レアチーズケーキやティラミスなどのスイーツにも気を付けてください。

妊娠中は食中毒のリスクが高まるとされ、注意が必要です。刺し身や生肉に加え、加熱されていないナチュラルチーズも控えた方がいい食品です。レアチーズケーキやティラミスなどのスイーツにも気を付けてください。

おすすめのスイーツ

ヨーグルト、ゼリー

低カロリーのヨーグルトやゼリーは妊娠中にも最適です。カロリーを確認して、適量を取るように心がけて。

 低カロリーのヨーグルトやゼリーは妊娠中にも最適です。カロリーを確認して、適量を取るように心がけて。

フルーツ

これからの季節は冷やしたフルーツもお勧め。ただし、ブドウやバナナなど糖分が多いものは食べ過ぎに気を付けましょう。

 これからの季節は冷やしたフルーツもお勧め。ただし、ブドウやバナナなど糖分が多いものは食べ過ぎに気を付けましょう。

手作りのお菓子

自分でお菓子を作れば、糖分とカロリーを調整できます。砂糖を減らし、牛乳の代わりに豆乳を使うなどして、糖分とカロリーを抑える工夫を。

 自分でお菓子を作れば、糖分とカロリーを調整できます。砂糖を減らし、牛乳の代わりに豆乳を使うなどして、糖分とカロリーを抑える工夫を。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

スイーツって我慢しなきゃいけないの? 妊娠中の甘いもの事情【子育てラボ】

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この記事を書いた人

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