ちょっとの工夫でかなう! 大人の旬顔メーク|ツヤ肌、束まつげの作り方

仕事に家庭に何かと忙しいアラフォー世代、自分のことは後回しで、いつも同じメークになっていませんか? 流行は変わり、メークのテクニックも更新しないと「なんだか古臭い」印象に。そこで、メイクの学校「BE-STAFF MAKE-UP UNIVERSAL 熊本校」の先生に、大人世代が無理なく取り入れられる、今どきメークのヒントを教えてもらいました。
あらゆる欠点を覆い隠すような厚塗りのベースメークは、+5歳に見えます。
下まぶたが腫れているように見える涙袋メークは時代遅れ。影を入れるのは避けて。
黒で太く囲んだアイラインが、デカ目をつくると信じることはやめましょう。
大人の品格も漂う! ツヤ肌シンプルメーク術
輝くような肌、ナチュラルな印象を与える韓国風メークが引き続き流行中です。大人世代も取り入れて、品と華やかさを演出して。注目アイテムもピックアップしました。
旬顔のポイントは、お肌の質感とアイメーク。少し見直すだけで新しい自分に出合えますよ。


ヘアー&メークアップ アーティスト 古山 琴香さん
ツヤ肌づくり
キメが整っていて色ムラのないお肌が理想。ベースメークはパール入りや保湿力の高いものを選び、薄づきに仕上げましょう。素肌の状態も大切なので、スキンケアは入念に!


MAKEUP
[下地]パール入りで輝きを仕込む
透明感がアップするツヤ系下地をチョイス。パール粒を目安に手に出し、おでこ、鼻、アゴ、両頰の5カ所に置いて薄くのばして。厚塗りするとヨレやすいので、ごく少量でOK。
[チーク&ハイライト]立体感と血色感をプラス
パール入りのハイライトをCゾーン(こめかみから頰骨)にのせてくすみを飛ばし、立体感をアップ。チークは下地のあと、頰骨の高い位置にポンポンとのせて。


[ファンデーション]顔の中央から外へ 小刻みにタッピング
クッションタイプなら、パフを小刻みにタッピングして顔の中央から外側に向かって全体にのばして。リキッドタイプは手の甲に少量出し、薬指に取ってから薄く塗り広げます。








SKIN CARE
[UV対策]日焼け止めは小まめに塗り直し
紫外線はシミ、シワ、たるみなどさまざまな肌トラブルを引き起こします。美肌の天敵と捉えて1年中対策を。メーク前に日焼け止めを塗り、日中はスプレーやミストタイプのもので小まめに紫外線から肌を守りましょう。
[クレンジング]毎日やさしく落として しっかり保湿を
クレンジングを怠ることは、使い古した雑巾を顔にのせているようなもの。ポイントメークは専用のリムーバー、ベースメークは肌への負担が少ないミルク系がおすすめ。ゴシゴシこすると摩擦によるダメージでシワの原因に。クレンジング後の保湿ケアはシートマスクが手軽です。






アイ&リップメーク
シンプルながらも存在感のあるアイメークがポイント。アイシャドーは薄く、束感のあるまつげで魅せるアイメークを目指しましょう。目元がぼやけがちな大人世代は、アイラインを細く入れてしっかり引き締めて!


EYE MAKEUP
[まつげ]コームタイプのマスカラで「束まつげ」を作る
マスカラはブラシタイプよりコームタイプが◎。コームを縦にして全体に塗った後、根元からとかして「束まつげ」を作ります。上下両側からとかすと束感アップ。


[目のキワ]目元を引き締める 細いライン
アイシャドーの濃いめのブラウンでまつげの根元を小刻みに塗り、グレージュのリキッドライナーを黒目の外側から目尻に伸ばしてラインを引きます。黒より柔らかい色を使って引き締めつつ抜け感を演出。


[涙袋]肌になじむ色でソフトに明るく
自然な涙袋メークは目元に光が集まり、くすみを飛ばします。粒子が細かいパール入りの明るいベージュシャドーを、黒目下の範囲にブラシでふんわりのせて。


[まぶた]自然な陰影を淡色シャドーで
アイシャドーは脇役と考え、まつげとアイラインを引き立たせることが大事。淡い色合いのベージュを、目頭側のくぼみから眉の下を通って目尻までのせます(1)。ライトブラウンを二重幅にのせ、奥行きを出して(2)。








LIP MAKEUP
潤いたっぷりの血色ツヤリップ
唇そのものが色づいたような自然な発色のティントリップが主流。ツヤタイプを唇の中央にのせてから全体に広げ、ぷるんと弾むような唇に。


MEN’S CARE 男性もケアに高い関心
男性メークも流行中 好印象のカギは眉と肌!
近年、SNSでは男性のメーク動画が注目を浴びるなど、男性の美容への関心が高まっています。眉毛とお肌を整えるだけでも印象がガラッと変わりますよ。
[眉]伸びきった眉毛はNG! 2〜3週間に一度お手入れを
長さと毛量を整えると清潔感がアップ。コームで毛流れを整え、輪郭からはみ出た毛先をはさみでカット。毛が密集した部分は毛抜きで間引いて毛量を調整し、カミソリで形を整えます。


[肌]しっかり泡洗顔でベタつきをコントロール
皮脂が多いのは、実は肌が乾燥しているという一面も。肌の水分を補おうと、皮脂が余分に分泌されるのです。たっぷりの泡洗顔で肌の状態をクリアにし、しっかり保湿を。テカリを防ぐジェルやパウダーで部分的にケアするのもおすすめです。
[ヒゲ]シェービング後のスキンケアを大切に
年齢を重ねると肌の回復力が弱くなります。カミソリ負けによる赤みや乾燥などは、スキンケアで整えましょう。化粧水や乳液、美容液などが1つになった「オールインワン」が便利ですよ。最近は、メンズ専門の脱毛サロンが街なかに増加。ひげそりによる手間と時間、肌の負担まで減らせると話題です。






取扱店舗
A/SHISEIDOショップ 鶴屋店
B/ゆめタウンはませんロフト
C/株式会社セザンヌ化粧品
TEL | 0120-55-8515 |
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