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阿蘇庭 山見茶屋・中央区│高森で30年以上愛されている飲食店の2代目が城彩苑で腕を振るう「だご汁」

阿蘇庭 山見茶屋・中央区│高森で30年以上愛されている飲食店の2代目が城彩苑で腕を振るう「だご汁」

阿蘇高森にある「山見茶屋」は、町並みから遠く離れた自然の中にありながら、30年以上愛されている郷土料理のお店です。

「山見茶屋」店主の息子さんが、山見茶屋の2代目として熊本城近くに2号店を「阿蘇庭 山見茶屋」という屋号でオープン。来年15周年を迎えるそう。

昼時ともなると国内外の方が行列を為すことも多い人気店で、阿蘇や高森愛が詰まった料理を楽しむことができます。

定食の全てに「だご汁」がつくのも山見茶屋の魅力です。

目次

桜の馬場 城彩苑にある「阿蘇庭 山見茶屋

今回ご紹介する「阿蘇庭 山見茶屋」は、熊本城の有料エリアの下に広がる熊本城や江戸時代を模して造られた「桜の馬場 城彩苑」にあります。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店

「桜の馬場 城彩苑」は無料で誰でも入ることができます。

「熊本城ミュージアム わくわく座」他、23店舗の飲食店や土産店などが軒を連ね、熊本城に訪れた観光客を中心に日々賑わっています。

熊本名物や熊本各地にちなんだ食事や土産物が揃い、つい寄り道してしまいたくなるお店ばかり。

そのエリア内にある「阿蘇庭 山見茶屋」は、阿蘇の郷土料理を楽しめる飲食店として人気です。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店の外観

黒と赤を基調とした店内は、阿蘇の火山をイメージ

暖色系のやさしい明かりが灯る「阿蘇庭 山見茶屋」の店内には、様々なテーブル席があります。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店の店内
阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店の店内

半個室になった小上がりの席も。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店の店内

すべての定食につく「だご汁」の魅力

ここではすべての定食に「だご汁」がつきます。「山見茶屋」本店創業当時から提供しているメニューだそう。

食べやすく小さくカットした大根、人参、油揚げ等の具材が入っているだご汁で、味噌は昔ながらの熊本県産の米味噌と合わせ味噌をブレンドしたもの。

阿蘇で親しまれている昔ながらの家庭の味わいを再現されています。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店のだご汁

「だご」は、毎朝手作りされていて、中に芯が残らない程度に薄く、歯切れのよい短めの短冊形。

表面に適度に味が染み、薄く食べやすいけれどもちゃんと食べ応えもある絶妙なサイズ感です。

阿蘇庭 山見茶屋 城彩苑店のだご汁

野菜の旨味も溶けだしたまろやかな味噌味の「だご汁」は、どこかほっとする味わい。どんなお料理にも合うので、すべての定食につくのはうれしいですね。

阿蘇の溶岩プレートで赤牛と馬肉両方を堪能できる魅惑の「溶岩焼き膳」

ぜひ食べていただきたいメニューは、「味わい溶岩焼き膳」3,100円です。もちろん「だご汁」もつきますよ。

溶岩焼き膳

なんと!阿蘇名物 赤牛と馬肉の両方を味わうことができます。

焼いても柔らかい店主厳選の上質なお肉を使用していて、それぞれ馬肉・牛肉各50g。

計100gとボリューム満点!

溶岩焼き膳

「溶岩プレート」で自ら焼きながら頂きます。このプレートも阿蘇の溶岩を使用したオリジナル!

溶岩とは、火山噴火時に火口から吹き出た溶解物質などが固まって出来た岩石のこと。

世界でも有数の大きなカルデラ(火山後に陥没してできた土地)にある阿蘇高森に本店がある店舗ならでは。

このプレートには、阿蘇の火山の歴史と長年使用した旨味がきっと溶け込んでいることでしょう!

余計な油を除きながらいただけるように作られた特別仕様

熱した状態で提供されるこのプレートは高温を持続でき短時間で焼けるので、適度にレアな状態で、うま味を逃さず楽しめます。

溶岩焼き膳

そして、お肉をおいしくいただく工夫は他にも。その一つが、この店主オリジナルのつけダレです!

この澄んだタレからは想像できない、予想を大きく上回る濃い旨味にきっとびっくりします!

溶岩焼き膳のタレ

にんにくが効き、いろんな旨味が凝縮されたちょうどいい塩味とほのかな甘味のあるタレで、ただでさえ美味しいお肉が、忘れられない魅惑のお肉に変わります!これは店主しか作れない秘伝のタレとのこと。

これだけでご飯が何杯でも進みそうなくらいおいしいのに、なんと更に味変できるんです。

壁にこっそり貼ってあるこの張り紙。これらは、お好みで注文することができます。

溶岩焼き膳の付け合わせ

中でも「岩塩」は微量でいいので、試していただきたい一品。

こちらも食べたことのない塩にびっくり!ゆでたまごのような強烈な硫黄の香りが口に広がります。

溶岩焼き膳の岩塩

阿蘇名物の赤牛や馬肉をおいしく食べられるだけでなく、溶岩と岩塩で、火山である阿蘇の大地まで感じることができる、まさに阿蘇を食を通じて体感できる御膳です。

付け合わせの「生あげ」も豆腐と油揚げの中間のような、阿蘇ならではの食材で、生姜醤油がよく合います。

溶岩焼き膳にある生あげ

「だご汁」や同じく阿蘇名物の「高菜」メインの定食も!

「だご汁」を目いっぱい味わいたい!という方は、「熊本だご汁定食」1,100円もあります。

こちらの「だご汁」は鉄鍋で提供され、立ち上る「だご汁」の味噌の香りとおにぎりの海苔の磯の香りが食欲をそそります。

熊本だご汁定食

阿蘇名物といえば高菜も有名ですが、こちらは、「高菜おにぎり」単品250円や「阿蘇たかな飯定食」1,300円などの高菜メニューもあります。

高菜おにぎり

ソフトクリームの老舗が生み出した人気ソフトがここでも

食後におすすめの「クレミア」500円は、日本で初めてソフトクリームを販売したNISSEIが開発したプレミアム生クリームソフト。ラングドシャタイプのコーンも美味。グラスで提供するミニ350円もあります。

プレミア

阿蘇郡高森町の小道を登ると見えてくる「山見茶屋」本店

「阿蘇庭 山見茶屋」の本店は、阿蘇高森の奥の方にあります。

山見茶屋本店入口

創業30年以上、今なお愛されている郷土料理のお店です。店名にもなっている「山見」ですが…

山見茶屋本店 から見える景色

そう!本店から「山が見える」ことが、その由来となっています。

阿蘇高森町とその遠くに阿蘇の外輪山が望め、周辺は自然豊か。

店先に猿が集団で現れることもあるそう。阿蘇の奥地にあって、30年以上愛される本店の味が、熊本城のふもとでいただけるのは、うれしいことですね。

店主ご一家から伝わる阿蘇愛と熊本愛

阿蘇の本店で城彩苑店主のお父様である堀社長にお話をお伺いしたところ、「熊本城や城彩苑の更なる賑わいのためにも、自店ができることがあれば積極的に行っていきたい」と語ってくださいました。

阿蘇の本店で城彩苑店主のお父様である堀社長

城彩苑店の入口にはいくつも家紋が描かれています。こちらは堀家の家紋だそう。

今も自ら仕込みから閉店まで腕を振るわれている城彩苑店主。

屋号や店頭に掲げられた家紋にも、堀家の誇りと、阿蘇高森から離れたここで、熊本城に訪れた皆さんに阿蘇の魅力を伝えるんだという想いを感じます。

阿蘇庭 山見茶屋 熊本城彩苑店

旅行でお越しの方は勿論、そうでない方も、ふと阿蘇が恋しくなったら、この看板を想い出してみてください。

阿蘇庭 山見茶屋

住所熊本市中央区二の丸1-1-2 桜の馬場 城彩苑内
TEL096-327-9293
Webサイトhttp://asoyamami.jp
@asoteiyamamicyaya
営業時間11時~18時
休業日無し
48席
駐車場城彩苑駐車場(有料) 

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

阿蘇庭 山見茶屋・中央区│高森で30年以上愛されている飲食店の2代目が城彩苑で腕を振るう「だご汁」

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この記事を書いた人

熊本城が大好きで、2021年6月熊本に移住。各種SNSで「熊本城日記」を更新、「くまもとよかとこ案内人」の一員として熊本城等のガイドをしながら、熊本城の復興を応援!熊本生活を楽しんでいます(*^^*)

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