「八雲とセツ展」リポート 家族を通して知る 小泉八雲
熊本博物館で開催中の「八雲とセツ 家族の物語」。すぱいすスタッフ・尚が、文豪家族の魅力を探ってきました！
目次
人柄が分かればもっと身近に
ドラマをきっかけに注目が集まる小泉八雲。約3年過ごした熊本でも、ゆかりの地へ足を運ぶ人が増えているそうです。今回の特別展では、家族愛や日本への思いが伝わる資料約50点を展示。中でも日本での親友・西田千太郎へ送った手紙からは、人間味あふれる八雲の姿が感じられます。
絵心もあった八雲 自筆の挿絵に注目
優しくも厳しい “パパ”八雲
本を開くと家族が語る”八雲”が
取材メモ
数多くの手紙に日常生活や感情が細やかにつづられていて、八雲の人となりや家族との温かな関係がよく伝わってきました。八雲はクールなイメージがありましたが、情熱的な人なんですね！
イベント情報
八雲の見た星空を見上げてみよう
会期中のプラネタリウムでは、八雲とセツが熊本に到着した明治24（1891）年11月19日の星空を再現。小泉家のエピソードとともに星空解説を聞くことができます。
- 〈日時〉毎週金曜14時45分～（40分程度）
- 〈プラネタリウム観覧料〉大人200円、高校・大学生150円、中学生以下100円
- ※別途、特別展観覧料、または博物館入場料が必要
親子向けの展示ガイド
本展覧会の担当学芸員が、八雲の暮らしぶりや海外に紹介した怪談話など、子どもたちにも分かりやすく解説してくれます。
- 〈日時〉1月17日（土）、1月18日（日）
- いずれも10時～、14時〜（30分程度予定）
- ※申込不要、当日開始前に館内放送で集合場所などお知らせします
Information
2025冬特別展「八雲とセツ 家族の物語」
～2026年2月15日（日）
- 〈開館時間〉9時〜17時（入場16時30分まで）
- 〈休館〉月曜（祝日の場合は翌日）、12月29日〜1月3日
- 〈観覧料〉大人1000円、65歳以上900円、高校・大学生700円、小・中学生500円
- 〈主催〉八雲とセツ展実行委員会（熊本博物館／熊本日日新聞社）
- 熊本博物館 中央区古京町3‐2 TEL 096-324-3500
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