MENU
会員サービス

興味を持てば何でもチャレンジ!小さな経験が未来につながる【弁護士:福井春菜さんインタビュー】

[弁護士]福井 春菜さん(38歳)
福井 春菜さん

進路を選ぶことは、未来をつくる第一歩。
熊本で活躍する先輩たちに、どんなきっかけで道を選び、どう働いているのかを聞きました。
迷う今こそ、自分の“好き”が未来につながるヒントを見つけてみませんか。

目次

さまざまな経験すべてが弁護士としての「強み」に

PROFILE

[弁護士]福井 春菜さん(38歳)
1986年生まれ。熊本高から熊本大法学部、早稲田大大学院法務研究科へ進学。2013年、結婚。14年、最高裁判所司法修習を終了し同年、県弁護士会へ弁護士登録。「アステル法律事務所」所属。県社会福祉審議会児童福祉専門分科会委員や県青少年問題協議会委員なども務める。

高校数学に挫折し文系志望へ

中学までは理系科目が得意だった福井さんでしたが高校進学後、「とにかく数学の難易度が高く、クラス分け後すぐに文系に変更を決めました」と笑います。

公務員の親元で育ったこともあり、地元就職を視野に熊本大法学部に進学。「法学部と言っても当初は、弁護士の仕事がどういうものなのかもイメージできていませんでした」

公務員の道も視野に。大学で専門外の学びやインターンに率先して挑戦

大学では法学部の授業以外にも、興味のある講座は率先して受講。建築科の学生と机を並べていたこともあります。県議会議員の下で県政を学ぶインターンシップにも参加。さまざまな経験から自治体内弁護士という“公務員”の道も選択肢にありつつ、最終的に弁護士に。「経験してきたことに無駄なことは一つもなく、さまざまな学びやチャレンジが、弁護士になった今でもいろんなところで役立っています」

迷いは言葉にして相談を。道は一つじゃない、横道も「糧」になる

仕事を始めてからも育休中に保育士資格取得と、探求心は続きます。「目標に向かって人生が一本道の場合もあります。でも、迷いながら足踏みしたり、横道にそれたり、遠回りしたことが糧となり道を選択していく人もいます。進学についても、今、一人で全てを決めなくてもいい。迷いがあれば言葉にして近くの人に相談してみることも大切です。言葉にすると迷いが整理され、おのずと進む道が見えてくる場合もあるものですよ」

キャリアメモ

高校
大学法学部
大学院法務研究科
最高裁判所司法修習
結婚
弁護士登録
出産(保育士資格取得)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

[弁護士]福井 春菜さん(38歳)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

目次