海鮮食堂七屋本店・北区飛田|日替わりで魚種が変わる!漬け丼専門店
2020年にオープンした飛田バイパス沿いにある、ちょっと面白いお店をご存じでしょうか。
釣り人が釣った魚をお店が代行で捌く代わりに、その捌いた魚の半分をお店がいただくというwin-winなシステム。
そのため、海鮮食堂七屋本店の看板メニュー「りゅうきゅう丼」に使われている魚は毎回異なるのです!
今回は、このような面白いシステムを採用している「海鮮食堂 七屋本店」をご紹介します。
お店があるのはこんな場所
飛田バイパスにあるドン・キホーテから車で1分もかからない場所に「海鮮食堂 七屋本店」はあります。
お店が何軒か並んでおり、お店の右奥にあるスペースが駐車場となっております。
そして店名である「七屋」は今まで「しちや」と思っていたのですが、正しくは「ひちや」が正しい読み方だそうです。
メニューは「りゅうきゅう丼」のみ
店内へ入るにはまず靴を脱いで入ります。中へ入るとテーブルが3つ並んでいます。
壁には大きな鯛の魚拓が飾ってあります。
牛深で釣れた真鯛の大きさはなんと90cmもあったそうです。
壁に貼ってあるメニューを見ると1種類のみ!
「りゅうきゅう丼」の一択です。
あとは魚を1.5倍にするのか、お茶漬けの出汁を頼むのか、テイクアウトするのかといった感じになります。
このお店の面白いところは、りゅうきゅう丼に使用される魚がその日によって変わること!
ブリ、イサキ、真鯛、イカ、ヒラメ、キジハタ、アオハタなど。
新鮮な魚が出てくることもあれば、熟成させてうま味が凝縮された魚が出てくることもあります。
どちらが美味しいのか魚種によって変えているそうです。
魚種はお店のInstagramにて確認することができます。
魚の処理は「津本式」という方式を採用。耐圧ホースなどの専用アイテムを用いて魚を締めたり、血抜きを行ったりすることで、熟成に適した状態に捌いていきます。
熟成1週間!真鯛のりゅうきゅう丼
この日は天草の鬼池漁港で釣れたという真鯛のりゅうきゅう丼でした。
しかも1週間熟成されています。
・りゅうきゅう丼 1100円
・お茶漬用出汁茶 200円
お吸い物と漬物もセットになっています。
1週間熟成させた真鯛はとてもおいしそうです。
玉子の黄身を崩していきます。
真鯛に黄身をまとわせていただきました。
真鯛には味がつけてあるのですが、主張してくるほど味の濃さはなく真鯛本来の素材の良さを引き立てているように思いました。
魚の臭みは全くありません。熟成により身が柔らかくなった真鯛は、うま味が凝縮され深い味わいに。
刺身とは異なるモチモチとした食感がたまりません!
次にお茶漬用出汁茶をかけていただきました。
出汁茶をかけると真鯛にほんのり火が入り、出汁の味も加わりまた違った味わいに。
さらさらと食べることのできるお茶漬もいいですね!
二度楽しむことができます。
釣り人必見!海鮮食堂 七屋本店の捌き代行
海鮮食堂 七屋本店では、釣り人が釣った魚の捌き代行もおこなっています。
ただ、捌き代行には2つの条件があります。
・新鮮であること
・35cm以上であること
この条件を満たしていると、釣った魚の半分をお店に渡す代わりに、捌いてもらえます。
釣った魚を家で処理するのは、ベテランの釣り人でも一苦労。ましてや、釣りで疲れた体に魚の処理は大変です。
海鮮食堂七屋本店ならば、面倒な魚の処理をプロに適切な血抜きや内臓取りをしてもらえるので安心して任せられます。
魚を捌いた後の後片付けも不要なので、釣り人にとって嬉しいサービスではないでしょうか。
まとめ
釣り人が釣った魚をりゅうきゅう丼として提供しているお店。
合志にある本店の他にも西原村にもお店があります。
釣り人の釣果によって魚種が変わるりゅうきゅう丼をぜひ食べに行ってみませんか?
海鮮食堂七屋本店の基本情報
住所 | 合志市須屋1932-1 |
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電話番号 | 080-6402-0078 |
@kaisennsyokudou_hiciya | |
営業時間 | 10時30分~15時 |
休業日 | 火曜 |
席 | 10席 |
駐車場 | 7台 |