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学童保育の種類と選び方【子育てラボ】

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[VOL.500]知る・学ぶ

小学校入学を控え、共働きの世帯や働き始める予定の親にとって気になるのが、放課後や長期休みに子どもを預ける学童保育。最近では保護者のニーズに応え、学童保育のサービスの幅が広がっています。今どきの学童保育事情についてタイプ別に紹介します。

公共の学童保育(熊本市自動育成クラブの場合)

小学1〜3年生を対象に、放課後や長期休業期間中に児童の見守りを行います。小学校の敷地内や近隣にあるので、子ども自身で通うことができます。

誰でも入れるの?

入会には、親の就労や病気などで昼間家庭にいない状況が週3日以上あることなどの基準が設けられています。負担金は月額5000円〜で、8月のみ9500円〜です。別途、おやつ代が月額2000円程度、スポーツ安全保険料が年額1000円かかります。給食がない土曜や長期休みはお弁当を用意する必要があります。
※申し込み方法など詳しくは、熊本市のHPで確認を

どんな活動をするの?

子どもの遊びや生活を「見守る」役割を担う支援員が子どもの人数に応じて数人配置されます。屋外では、遊具やボール遊びなどで体を動かし、屋内では折り紙や読書、工作などを行い、集団遊びを通して、自主性・社会性・創造性の向上を図ります。

保育園併設の学童保育(民営)

主に卒園児を対象にした保育園が運営する学童保育です。

慣れ親しんだ環境で安心

メリットは、他の学童保育と異なり、子どもが慣れ親しんだ保育園でリラックスして過ごせることです。下の子どもが在園している場合は、お迎えが一度で済むので時間のロスが少ないのも◎。長期休みは給食を利用できる場合が多いですが、公営に比べると利用料金は高めです。

習い事付き学童保育(民営)

学童保育先で英会話やスポーツなどの習い事サービスを受けられます。小学校付近まで送迎サービスがあることも。

放課後の時間を有効活用

「アフタースクールチョイス」(北区龍田)は、近隣の小学校付近までお迎えがあり、プログラミングや料理など9種類のプログラム(有料)から選んで受講できます。また「YMCAみなみセンター」(南区田迎)は水泳・体操・英語クラスなどのプログラムを追加で受講できる放課後サザンスクールを実施しています。

公営に比べると利用料金は高いですが、習い事の送迎が難しい家庭の利用が増えているそうです。

取材協力:熊本市青少年教育課

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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