食育にもつながる! 親子で楽しめる食べ物絵本【子育てラボ】
[VOL.519]楽しむ
絵本にはおいしそうな食べ物や、楽しそうな食のシーンがたくさん登場します。好き嫌いが多い子も、食べることが好きな子も、親しみやすい食べ物に関する絵本を紹介します。
パンダのおさじとフライパンダ
キュートなキャラクターに注目!
作・絵/ 柴田 ケイコ 出版社/ ポプラ社
価格/1540円
料理を作るのが面白くないと感じている料理人、くまのクーさんはある日「フライパンダ」を手に入れます。ふたを開けると、そこには小さなパンダが…。出会いをきっかけにクーさんはまた料理を始めます。
おすすめポイント
読み聞かせの際は、絵本に登場する呪文を子どもと一緒に唱えるとさらに楽しめます。
りんごのふしぎ
リンゴが実る仕掛け絵本
作/ハンス=クリスティアン・シュミット
絵/アンドレアス・ネメット 訳/さとう よしこ
出版社/ワールドライブラリー 価格/2200円
リンゴの実がなるまでの過程を描いた仕掛け絵本。これから旬を迎えるリンゴが食べたくなる1冊です。
おすすめポイント
リンゴの木から芽が出て、花が咲き、実になるまでの姿が、さまざまな仕掛けで表現されています。
かぼちゃのすーぷ うまうまううう!
絵本に「ふぅ〜ふぅ〜」したくなるお話
作・絵/もりなが あけの
出版社/ニジノ絵本屋
価格/1320円
こぶたのミントとはりねずみのバジルが、カボチャのスープを食べるお話。熱々のスープを一緒にふぅ~ふぅ~して冷まします。スープを飲むことはできるでしょうか?
おすすめポイント
絵本うたユニット「ばんぱくとあんな」がこの絵本を題材にした歌をYouTubeに投稿しているので、そちらと合わせても楽しめます。
絵本選びのコツ
大人と子どもが同じものに面白さを感じるとは限りません。親子で本屋さんに行って、興味を示した絵本を選ぶのがベスト。絵本に書いてある対象年齢にこだわらず、子どもの好みを重視して。また、絵だけでストーリーが分かるものや、リズム感がよく耳に入りやすい5・7音の文章でつづられている本も子どもの興味を引きやすいです。
教えてくれたのは
絵本屋Hotto
山田太一さん
親が子どもの頃に読んで面白かった本もオススメです