「SMILE～笑っていこう～」 朗読と音楽で心安らぐ時間を

カルチャールーム

「命のぬくもり」テーマに 朗読や音楽 じっくり味わう

大人も楽しめる上質な絵本を大きなスクリーンに投影し、生の音楽とともに朗読を披露する「大人のための絵本朗読会」。5回目の会が、2月10日（木）、11日（金・祝）、熊本市国際交流会館で開催されます。

「大人にこそ絵本の世界で遊んでほしい」との思いから2015年に始まった同朗読会。コロナ禍による延期を経て、約2年4カ月ぶりの開催です。

今回のテーマは「SMILE～笑っていこう～」。「長引くマスク生活で、以前より笑顔が減ってしまった人も多いと思います。そんなちょっと疲れた大人の心を癒やしたいと、思わず『ふふふ』と笑ってしまうような絵本を用意しました」と実行委。

朗読作品は、「シバ犬のチャイ」（あおきひろえ文・長谷川義史絵）、「おによりつよい およめさん」（井上よう子作・吉田尚令絵）など、楽しくて笑いにあふれること間違いなしの8作品を予定。

出演（朗読）は、古木信子（朗読家・小説家）、政木ゆか（演劇朗読家・フリーアナウンサー）、山坂エミ（フリーアナウンサー）、清水ひろ（フリーアナウンサー）、中山美加（絵本セラピスト・児童文学研究家）、瀬井まり子（絵本セラピスト）、中山理沙（絵本セラピスト）。演奏は、吉永洋子（フルート）、小路永和奈（箏）、柴田樹（パーカッション・ラヴドラム）、坂田飛鳥（シンガーソングライター）。ゲストに「絵本セラピスト協会」代表の岡田達信さんを迎え、絵本の力を借りて自身の内面を見つめ直す「絵本セラピー（R）」の時間もたっぷりと用意されています。ひとときの心安らぐ時間になりそうです。
（すぱいす・咲）