生活を豊かにする手帳術【村上美香のヒトコトつれづれ】
皆さんは手帳を活用していますか。私は毎年、年の初めに「今年こそ○○するぞ」と意気込んでいろんなことを手帳に書き込むものの、いつの間にか日々に追われ、書く内容は仕事のことだけ。そして「あれ、もう年末」という始末でした。でも今年は違いますよ。それは手帳使いの達人と出会ったから。その方は60代前半の女性で、仕事をして、家事をこなし、趣味の和小物細工でYouTubeを立ち上げ、さまざまなイベントにも出演されています。
その女性の手帳術がすごいのです。まず、目的別に薄い手帳を複数準備します。基本の手帳は一日の流れを把握するために時間割を作ります。前日の夜までに「次の日にやらなければいけないこととやりたいこと」を書き出し、その後時間を分割します。ポイントは2つ。一つ目は、作業をする時は効率がいいと言われるポモドーロテクニック(25分作業+5分休憩)に落とし込み、詰め過ぎないこと。二つ目は読書などやりたいことや、お茶やお昼寝といったリラックスの時間もしっかり確保すること。基本の手帳の他に、毎日の献立を記録するメニュー手帳やSNS発信のための手帳もあるそうです。
記憶は曖昧でも記録は明確。何かに困ったら前の記録を参考にできます。「手帳を駆使するようになり、好きなことをする時間が確実に増えましたよ」とのことでした。いくつになっても新しいことにチャレンジしたいという思いが詰まった彼女の手帳術。私も早速、まねします!