Vol.61柴犬の子犬との日々
熊本の旬な情報を発信しているKumarismのメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!
Mika
歴史と犬を愛する文学部3年女子。最近は就活準備に四苦八苦している。
わが家に新しい家族が増えました
5月、私の家に新しい家族が増えました。黒柴犬の子犬で、名前はアンズです。
昨年、物心ついたときから共に過ごしてきた先代犬が亡くなり、私はペットロスに陥りました。そこから立ち直るために新たに迎え入れたのです。
「怒る」難しさを痛感…
私にとって子犬を育てるのは初めての経験。
トイレやおすわりなどの芸を教えるのは大変だろうと思っていたのですが、意外にもすぐに覚えてしまい、子犬の賢さに驚かされました。
しかし、苦労している部分もあります。
今、一番苦労しているのは「怒る」ことです。
悪いことをしている自覚のない犬には怒っていることがなかなか伝わりません。
逆に反応してくれることに喜び、興奮してしまいます。
遊んでくれると思って飛びかかってくることもあり、怒るどころではなくなることもしばしば…。
しつけで大事なのは、興奮させないように騒がず落ち着いて教えること。これが分かっていても、アンズがサークルをよじ登って脱走しようとする姿を見つけたら、びっくりして大きな声を出してしまいます。
実は気難しい柴犬
柴犬はメジャーな犬種なので、犬らしく人懐こい性格を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし、実はとても気難しい犬種です。
狼に最も近いDNAを持つといわれているだけあり、独立心が旺盛で、あまり甘えることをしなかったり、こだわりが強かったりする子が多いです。
出会ってすぐのアンズはすぐに環境に適応できたり、とても甘えてきたりと柴犬らしくないと感じていました。
しかし、最近はきれい好きで、できるだけ自分の場所を汚さないようにトイレは外で済ましたいという柴犬らしいこだわりを持ちはじめたり、散歩のときに行ったことのない道へ行こうとすると頑なに拒否したりするようになりました。
これからさらに個性が出てくると思うので、アンズがどう成長するのかわくわくしています。これも子犬を育てる楽しみの一つだと感じています。
歯の生え替わり
生後半年を過ぎたアンズ。
歯の生え替わりの時期を終えたところです。
犬には犬歯という牙のようなとがった歯が生えていますが、驚くことにこの犬歯は、人間の歯と違って乳歯が抜ける前に生えてくることが多いのです。
初めて永久歯が生えてきていることに気付いたときは少し感動しました。
犬の乳歯は遊んでいるときなどにいつの間にか抜けていることが多いので、抜けた歯が見つからないことが多いです。
実際、私もアンズの抜けた乳歯を発見出来たのは4本だけでした。抜けた歯を見つけたときはラッキーだと感じたので、小瓶につめて保管しています。
子犬でいるのもあと半年。1日1日を大事に見守りたい
アンズが家に来て4ヶ月。
体も日に日に大きくなっており、初めて会ったときから3倍近くに成長しています。
子犬の成長は人間と比べてとても早いです。
これから十数年ともに過ごすことになりますが、アンズが子犬である期間はあと半年ほど。1日1日を大事に見守っていきたいと思います。