Vol.65ホカンス体験記【熊大生のイマドキヒマドキ?】
Hinako
大学が休みの期間には絶対に旅行に行く文学部3年生。今から卒業旅行の計画を立てて、就職活動や卒業論文を頑張るモチベーションにしています。
ホカンス体験記
ホカンスをしてみた理由
先日、友人との旅行で、一日中ホテルでまったりと過ごす、「ホカンス」をしてきました。
私には、毎年一緒に旅行に行く関東在住の友人がいます。
旅行中、ホテルで話したり、テレビを見たりして過ごす時間が1番楽しく感じており、「この時間がもっとたくさんほしい」とよく話していました。
そんなとき観光せずにホテルで過ごすホカンスを知って私たちにぴったりだと感じ、今回の旅行で1日だけ、ホテルでのんびりする日を設けてみることにしたのです。
1日の過ごし方
ホカンスを実行したのは、3泊4日の旅行の3日目。
ゆっくりとホテルの朝ごはんを食べたり、お菓子パーティーをしたり、お互いの好きな映画を見たりと今までの観光だけが目的の旅の思い出を残すような旅行ではなかなかできなかったことをたくさん楽しみました。
そんな1日の様子を、時系列に沿って書いてみました。
ホテルに併設されているカフェで朝食をとりました。
いつもの旅行では朝から予定を詰め込んでしおり、朝食はコンビニで済ませることが多いので、のんびりと過ごす朝は新鮮でした。
普段はちゅうちょしてしまうような値段の食べ物を思い切って頼めるのも、旅行のだいごみな気がします。
テレビを見ながら2時間ほどずっとしゃべっていました。
近くのグルメ情報を調べていると、おいしそうなお寿司屋さんが出てきたので行ってみることにしました。
「ホテルで過ごす」というホカンスの定義を満たしていないような気もしますが、そのときの気分を優先することにしました。
お寿司は一貫がとても大きくて食べ応えがあり、味も最高でした。
昼ごはんを食べ終わった後、ホテルに帰る道で何気なく左を向くと、昨日ガイドの方に教えてもらったおすすめの神社を発見!
思いがけず観光ができました。
物産館で夕食用のお惣菜も調達しました。
1番楽しみにしていたお絵描きタイム。大きなスケッチブックに2人で日記を描きました。
昼に出かけた際に、物産館に寄って買っておいたお惣菜を夜ご飯にしました。
リーズナブルにその土地のものを食べられました。
ちょっとした宅飲み気分を味わえたのも良い思い出です。
一緒にサブスクの画面を見ながら、気になる映画を選びました。感想を言い合いながら見る映画は、映画館で見るのとは違った楽しさがありました。
お互いに持ち寄ったお菓子のほか、コンビニでアイスも用意しました。
この時間に食べるのは背徳感たっぷりですが、旅行中だと許される気持ちになります。
翌日は自宅に帰るだけだったので、深夜までずっとしゃべっていました。
1番の思い出はお絵描き
とても充実した1日を送れたのですが、1番の思い出は、2人で前日までの旅の思い出を残す絵日記を描いたことです。
私と友人は共通の趣味であるお絵描きがきっかけで仲良くなったのですが、住んでいる場所が離れているため旅行以外で会うことがなく、一緒に絵を描いたことはありませんでした。
そのため、今回は「たくさん絵を描く!」と決めていたのです。一日のうち5、6時間、絵に費やしました。
お互いの絵が混ざりあった絵日記は、われながらすてきな仕上がりになりました。記録に残しておかないと忘れてしまいそうなちょっとしたエピソードがたくさん描いてあるのが、お気に入りポイントです。
旅行に来ていることを忘れ、自宅で遊んでいるような気分を味わうことができ、私も友人も大満足のホカンスでした。次の旅行も絶対にホテルで過ごす日を設けようと約束しています。