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恐竜博物館で草食男子を肉食化!【荒木直美の婚喝百景】

イラスト/もりのともしび

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3月下旬、御船町の恐竜博物館を舞台に、婚活イベントが開催されました。博物館の開館時間が終わる17時からの開始で、ナイトミュージアムを楽しみながら恋人探しをします。 

男性19人、女性18人の参加者(女性は定員の2倍を超える応募があり抽選となりました)は男女ペアになって恐竜の骨が飾られたスリル満点のコースを巡ります。女性たちからは「少し怖いですね」という声も聞こえてきましたが、そこは狙い通り! 男性陣が凛々しくリードし、たくましさを見せることに成功しました。

婚活イベントには、男性がかっこよく見える場所や少しばかりドキドキする演出を用意すると効果的です。ときめいているような錯覚?(笑)を覚える“つり橋効果”が初対面のかしこまった空気を打破し距離をグッと縮めてくれます。

南阿蘇で開いている山登りをしながらの婚活イベントでも、男性が女性の手を取って川を渡る場面を設定すると、女性参加者からは「ちょっとキュンとしました♡」という感想をもらっています。

新型コロナウイルスの影響で対面式が延期になっていたため、今回は久しぶりに異性と面と向かって話すという人がたくさんいて、せっかくのチャンスだから…と、積極的に動いていました。途中、ある男性参加者が私に「荒木さん、僕、誰にするか決めました!」と言いに来てくれました。しかし、私は「決めたのはいいけれど相手に伝わっていないと選ばれない。相手にはこちらの好意がバレてなんぼ。最後まで気を抜かずに好意をウインカーのように分かりやすく出してね」とアドバイスしました。…が、その男性はカップル成立ならず。詰めが甘かったようです。

残念ですが、婚活は定数1の選挙戦。自分が「この人!」と決めても相手から選ばれないと成立しません。大切なのは選ぶだけで燃え尽きないこと。今回は最終的に9組成立しましたが、ペアにならなかった人たちも空振りは素振り! 次につながる良い経験になってくれたらうれしいです。

好意は分かりやすく出す 選ぶだけで燃え尽きない !

PROFILE
荒木直美

あらき・なおみ 婚活コーディネーターとして、約2000組のカップルを誕生させた実績を持つ。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーする、オリジナルの婚「喝」語録が話題に。テレビやラジオでも活躍する主婦タレント。

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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