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婚活が成功しない理由を周りのせいにするのは見苦しい【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」68】

アンケートで憂さ晴らしは見苦しい 荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」68
イラスト/もりのともしび

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アンケートで憂さ晴らし!?

異業種の異性と気軽に出会える婚活イベントが人気ですが、プログラムの最後に参加者の感想や気づきを書いてもらうアンケートタイムがあります。

主役であるユーザーの意見を取り入れ、より良い婚活イベントを実施するためにご協力いただいているのですが、このアンケートに自分の不満をぶつけて憂さ晴らしをする男性参加者がいます

もちろん主催側の不手際だったり、婚活に支障を与えるミスについては書かれても致し方ないことです。そこは真摯に受け止め反省し、同じミスを繰り返さないように努力します。

しかし、記入された内容を見ると、マッチングできなかった不満をアンケートへぶつけているケースがよくあるのです。言い分としては、「ゆっくり話す時間がなかったせいでカップルになれなかった」や「会場入り口に近い駐車場が空いてなかったから出遅れた」「タイプの女性がいなかった」といった身勝手なもの。

厳しいことを言うようですが、「じゃあ時間がたっぷりあったらうまくいったのか?」「駐車場が空いていたらうまくいったの?」と聞きたくなります。ゆっくり話す時間を作ってあげたいのはやまやまですが、そうすると会場利用時間が長くなり、経費が増え、参加者の負担額が上がるのです。

婚活イベントでは、限られた時間の中で糸口をつかむしかないのです。そもそも、マッチングしなかったことを時間のせいにしているうちは婚活はうまくいきません

前向きな男子は、今回時間が足りなかったのはどうしてかを分析し、話す内容をコンパクトにまとめて準備するなど工夫をします。駐車場の件も時間の余裕をもって早めに会場に向かうなど、困った経験を糧に次回から気を付けようと考えてくれます。

そういった考え方ができることも婚活では大切です。

最後に「タイプの女子がいなかった」というご意見に関しては、婚活イベントは「紹介所」ではなく「出会いの供給所」ですので、そんな要望にはお応えできません。お願いしたいのは、うまくいかない本当の理由と向き合う勇気をもってほしいということです。

時間や人のせいにせず自分の中の原因と向き合う!!

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

アンケートで憂さ晴らしは見苦しい 荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」68

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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