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自分の魅力は棚に上げず「棚卸し」が必要!!【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」70】

イラスト/もりのともしび
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棚に上げず「棚卸し」が必要!!

お見合いイベントでは、男女が対面する前に「事前セミナー」を行います。ここでは、婚活をする際の心構えと成功するコツを教えています。

その一つに、「魅力の棚卸シート」を使ってオーダーメイド自己紹介を作るワークショップがあります。

「魅力の棚卸し」とは、自分でも気づいていないセールスポイントを確認し、それを自己紹介に組み込むというもの。

時に男性が「会社員です。趣味は映画鑑賞です」「製造業です。趣味はドライブです」だけで終わることがありますが、これでは女性にアピールできません。

もっと自分のことを説明しなければいけないのです。「婚活は自分を売り込んでなんぼ!笑顔とセールスポイントは出し惜しみしない!」と私から婚‟喝“が飛びます。

以前、婚活イベントに参加した男性が「趣味は運動」とそっけなく言うので、私が「例えば、どんなスポーツで、大会に出た経験があるとか、もっと詳しく言ってね」と伝えました。すると男性は「過去にやっていたスポーツは野球です。甲子園に出ました」と言うじゃありませんか‼

会場がザワっとしました(笑)「早くそれを言いなさい!」と私が言うと男性は「いや、今はやっていないし、自慢になるかと思って…」と。

いやいや自慢できることは魅力の一つ。バックヤードに閉まっておいても誰も気が付かないのです。棚卸しをして店頭に出さないともったいない。

売りたい商品にはセールス文句を書かないとね‼

棚卸シートにはほかにも、「好きな家事は何?」「半日あったらやること」「1時間あったらやること」「結婚相手にやってあげられること」など細かい視点の質問が書いてあるので、それに答えていくと自分の「ウリ」が明確になって自己紹介に組み込むことができます。

現代の婚活現場は価値観があう相手を見つける場所ですが、何も考えないで手ぶらで行くと戦えません。「魅力」を携えてお出かけになることをおすすめします。

また時々、自分のことを棚に上げたご都合主義の独身者がやってきて、「年収」「身長」「学歴」など時代遅れな条件を出しますが、それじゃあうまくいきません。棚に上げる前にきちんと自分の魅力と向き合う、棚卸しを先にやるべきです‼

婚活は自分をセールスする場所 「ウリ」を用意し参加すべし

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

イラスト/もりのともしび

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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