グチグチ男性は非モテ率高し！！【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」71】

2024年12月29日

文句をうまく言い換えられるスキルを身に付けて

婚活中の男性に「女性にモテるためにはどうしたらいいですか？」と質問されますが、私は「清潔感をキープしたりおしゃれのセンスを磨くことも大切だけど、最後は人間性です」とアドバイスしています。

中身がどんな人間であるかは、短い時間話した内容だけでも分かるのです。

ある日の婚活イベントにやってきた30代の男性。見た目は爽やかで、スタイルもよく、口調も優しいのだけれど、女性が逃げるように彼から離れていく様子が見えました。

大きな声で話していたので近づいてみると、彼の話の内容が聞こえてきました。驚いたのは、その内容のほとんどがグチばかり‼「今やってる仕事がつまらない」「周りのスタッフが使えない」などと話しています。それを聞かされていた女性は優しい笑顔でしたが、目は笑っていませんでした(笑)。

そして、プログラムが進み、食事場所へ移動することになりました。すると今度は、婚活イベントのプログラムについて男性は文句を言い始めたのです。「（食事をする場所まで）こんなに歩くなら前もって言っといてくれたらいいのに」「雨が降ったらどうするつもりだったのかね」など、グチグチ女性に話しかけていました。

一応ここで書いておきますが、歩いたのは約５分、天気予報も事前にしっかりチェックしていましたし、その日の天候は爽やかな秋晴れ。察するに、女性と何を話したらわからず、そうなっているのかもしれませんが、最後のマッチングタイムで彼の番号を書く女性は一人もいませんでした。

ではどうすればよかったのか、ここで一つアドバイス‼「ものは言いよう」なのです。

例えば仕事のことについても「今の仕事には物足りなさを感じていて、チャンスがあれば資格を生かせる仕事を目指そうと思っています」と言い換えたり、「歩くのは体にいいしお腹もすいてこの後の食事も美味しく食べられそう」「雨が降ったら相合傘できていいかも♡」などに変換すれば受け止められ方も変わってきます。

文句ばかり言う男性と結婚しても、その文句は次は自分に向かってくると女性は思っているのです。グチは女性に向けずにすぱいすのグチ川柳にご投稿ください(笑)