同期の仲間がいなくなった2人 攻守に奮闘【ロアッソ熊本通信】
火の国元気スポーツ
第3節の大宮戦で今季初勝利を挙げたロアッソ熊本は、続くアウェーの山口戦に勝って今季初の連勝。今週末はアウェーで東京Vと対戦します。
3月は卒業の季節。進学や就職で熊本を離れ、寂しい思いをする人もいるかもしれません。そんな時はぜひ、転居先の近くで行われるロアッソ熊本のアウェーゲームに足を運ぶことを勧めてください。サポーターの輪の中に身を置けば、懐かしい熊本弁を耳にして、また元気になれるはずです。
さて、今シーズンも好調なスタートを切ったロアッソ熊本。それぞれの選手が輝きを放っていますが、開幕からの好調ぶりでチームに貢献しているのが、3年目のGK田代琉我選手と4年目のMF竹本雄飛選手。田代選手は毎試合、ビッグセーブでピンチを防ぎ、竹本選手は絶妙なパスで得点をアシストしています。
実はこの2人、今年の編成で仲の良かった同期の選手たちが移籍や契約満了でチームを離れたという共通点があります。
2人とも「最初はやっぱり寂しかった」とこぼしていましたが、同期の選手たちが新天地で活躍する姿に刺激を受け、「同期で1人残った自分が、あいつらの分まで頑張ってチームの中心になる」という強い気持ちで今シーズンを迎えたことが、好調なプレーにつながっているのでしょう。
かつて熊本で一緒にプレーした選手同士がピッチで再会するのは、見る側にとってもうれしいもの。近い将来、J1の舞台でそうした光景が数多く実現すればと思います。
チーム情報
第6節 3月25日(土)15:00 vs 東京V(味の素スタジアム)
第7節 4月2日(日)13:00 vs 徳島(えがお健康スタジアム)
第8節 4月9日(日)15:00 vs 金沢(えがお健康スタジアム)
第9節 4月12日(水)19:00 vs 岡山(シティライトスタジアム)
ロアッソ熊本の情報は熊日朝刊で詳しくお伝えします。