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先輩と組む「1対1」の練習で 技術さらに磨く【ロアッソ熊本通信】

大本選手(右)と伊東選手、2人の表情からも分かる通り、本番の試合と同じ真剣勝負です
大本選手(右)と伊東選手、2人の表情からも分かる通り、本番の試合と同じ真剣勝負です

J2リーグ戦は後半戦に入りました。苦しい状況が続くロアッソ熊本ですが、中位との勝ち点差はわずかで、まだまだ挽回は可能。ここからが本当の勝負です。

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かけろ赤馬

試合に向けた練習では、チームとして次の対戦相手の対策にも取り組んでいますが、選手一人一人の技術を伸ばすメニューが年間を通じて取り入れられているのも、大木監督体制の特徴です。

狭いエリアで正確にパスをつなぐ練習や、フルパワーを身体に覚えさせるダッシュなどと合わせ、ゲームの中で必ず起こる「1対1」の場面を想定した守備も実践。抜かれないように、相手選手とボールの間に自分の体を入れることから、チーム内では「肩入れ」と呼んでいます。

スピードを生かした突破やカットインが持ち味のMF大本祐槻選手は必ず、ベテランのMF伊東俊選手とペアになり、この肩入れに取り組んでいます。

「みんな一生懸命やっていますが、中でもベテラン選手の練習に取り組む姿勢が参考になるので、俊さんとやりたいと思っていました。ドリブル突破に強みを持つ同士で高め合えている気がして、『よし、今日も勝負が始まったな』と気合が入ります」と大本選手。

チームとしてはなかなか結果が出ていない状況ですが、選手たちは日々の練習の中でこうした小さな積み上げを続けています。(T)

Information

  • 第22節 6月29日(土) 18:00 vs 愛媛(えがお健康スタジアム)
  • 第23節 7月6日(土) 19:00 vs 長崎(トランスコスモススタジアム長崎)
  • 第24節 7月14日(日) 19:00 vs 千葉(フクダ電子アリーナ)
  • 第25節 8月3日(土) 19:00 vs 栃木(えがお健康スタジアム)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

大本選手(右)と伊東選手、2人の表情からも分かる通り、本番の試合と同じ真剣勝負です

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。

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