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クラブを支え続けた藤本ヘッドコーチ 退任へ【ロアッソ熊本通信】

最終戦となる清水戦に向けた練習の前、大木武監督(右)と談笑する藤本主税ヘッドコーチ
最終戦となる清水戦に向けた練習の前、大木武監督(右)と談笑する藤本主税ヘッドコーチ

2024年の全日程が終了。ロアッソ熊本は、目標のJ1昇格は果たせませんでしたが、13勝7分18敗の勝ち点46で、昨季の14位を上回る12位となりました。

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かけろ赤馬

今月4日のホーム最終戦。ロアッソは石川大地選手の2ゴールなどで逆転し、過去に一度も勝てなかったベガルタ仙台からリーグ戦初勝利を挙げました。

10日の最終節は優勝でJ1復帰を決めている清水エスパルスと対戦しました。開幕戦は1─2で敗れたものの、昨季終盤は3─1で勝っており、「いいイメージ」もあった相手です。実際に、前半から何度もチャンスをつくりましたが、0─1で惜敗しました。

このゲームは、今季でチームを離れることになった藤本主税ヘッドコーチにとって、熊本での最後の試合でした。2013年、ガイナーレ鳥取との開幕戦で見せたオーバーヘッドシュートは、クラブのこれまでのゴールの中でも、ファンの記憶に深く刻まれています。

引退後、ジュニアユースで指導者の道を歩み始め、トップチームでは渋谷洋樹前監督、そして大木武監督をサポート。選手育成や雰囲気づくりの面で、替えのきかない役割を果たしてくれました。

ホーム最終戦後のあいさつで、「この決断が正しかったと言えるよう、これからも努力していく」と述べた通り、さらに経験を重ね、いつか熊本に監督として帰ってきてくれるのを楽しみにしています。
(T)

Information

「2024 ロアッソ熊本 大忘望年祭」

毎年恒例、サポーター有志による実行委員会と「『ロアッソ熊本をJ1へ!』県民運動推進本部」の共催。景品が当たる抽選会や、選手らが参加するステージイベント、グッズ販売など、盛りだくさんの内容です。

日時11月24日(日) 12時12分~
会場花畑広場内 くまもと街なか広場

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

最終戦となる清水戦に向けた練習の前、大木武監督(右)と談笑する藤本主税ヘッドコーチ

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。

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