【571号】すてきびと – 「お結び図書館」店主 藤間 より子さん
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築250年以上の歴史ある古民家で「米」の魅力を次世代へ伝える
昨年、築255年のかやぶき屋根の古民家で、絵本と米粉おやつの店「お結び図書館」をオープン。「親子が畳の上で寝転がって読書を楽しめるような、誰もが息抜きできる場所にしたかった」と話します。
もともと福岡で食の講座なども開いていた藤間さんは、街と田舎の2拠点生活を実現できる和水町を気に入り1年半前に移住。日本の伝統的な食文化を残したいという思いも強く、「米」の魅力を伝える取り組みにも力を入れています。「赤ちゃんが最初に食べるのは、お米で作った重湯。それほど米は日本人にとって大切な食物です。活用法を伝えることで、次世代につなげたい」
オリジナルの米粉を開発して同館やネットで販売したり、手作りの米粉スコーンや米粉パンケーキなどのおやつを図書館で提供したりしています。米粉のフルコース料理を食べるというユニークなイベントも好評でした。
「活動の原点は親子の笑顔。図書館を拠点に、100年先の親子にも、日本の食文化の『おいしい』を受け継いでもらえるような活動を続けていきます」
Time Schedule
- 6:30 起床、自宅庭の草刈りなど
- 8:30 朝食
- 10:30 開店準備、おやつ作りなど
- 17:00 閉店後、講座の打ち合わせなど
- 21:00 夕飯
- 24:00 就寝
Information
お店やイベントの情報などは、Facebook(「藤間より子」で検索)をチェック。