【578号】すてきびと – 「(株)M‐Cass」取締役 髙木 昭宏さん
目次
ゲームで会社経営を疑似体験 子どもたちに楽しく「お金」を学んでほしい
すごろく形式のボードゲームを使って会社経営を疑似体験するというユニークな取り組みを行う髙木さん。「経営者にもっと数字(会計)に強くなってもらいたい」との思いで、2018年にボードゲーム開発者の現代表とともに会社を設立。ある時、研修を受けた経営者から「自分の子どもたちにも教えてほしい」との要望を受け、子ども向けに平易な内容のものを開発しました。
ボードゲームでは、サイコロを振って出た目により「(会社設立のために)おじさんからお金を借りる」「1個50円のブドウを6個仕入れる」など、お金の流れや会社が利益を上げる仕組みを分かりやすく説明。遊びを通じ、金銭感覚や起業の過程を学ぶことができます。
当初は想定していなかった子どもたちへのビジネス教育ですが、「体験後、『起業してみたいと思った』などの声をもらうと、将来の選択肢を提供できた喜びを感じます」と髙木さん。熊本市内のいくつかの小中学校や高校、大学でゲームを使ったアクティブラーニングの授業を実施。「お金や経営のことをもっと身近に感じてほしいですね」
Time Schedule
- 6:00 起床、朝食
- 9:30 出社(びぷれすイノベーションスタジオ)、事務作業、セミナー準備
- 13:00 経営セミナー(オンライン併用)
- 17:00 セミナー終了
- 18:00 帰宅
- 19:00 読書、ジョギング
- 21:00 帰宅、夕食
- 24:00 就寝
Information
子ども(小学生~高校生)向けビジネス教育について詳しくは
https://m-cass.co.jp/