【586号】すてきびと – フォトグラファー 瀬戸口 恭平さん 麻弥さん
目次
誕生の奇跡と感動を残す 生後3週間までに撮影「ニューボーンフォト」
赤ちゃんが胎内にいたときと同じ姿勢がとれる生後3週間までに撮影する「ニューボーンフォト」。欧米で人気の高いこの写真に強く感動した麻弥さんは、約2年前、京都に住む米国人女性指導者を訪ね技術を学びました。
撮影は、必ず恭平さんと2人で行います。安全性への配慮でもありますが、撮影依頼者と会話を重ね、その家族の持つ“空気感”を共有し写真に表現したいからだとか。「生命の誕生という奇跡と愛情にあふれた一枚を家族の宝物として残してあげたい」と恭平さん。麻弥さんは「同じ子を持つ母として、『これからの育児の糧になりますように』と願いながら撮影しています」
今年3月には、フォトスタジオとカフェを併設した「setoya」を開設。スタジオ利用者以外にも解放し、日常使いしてくれるご近所さんも。「撮影以外でも誰でも気軽に立ち寄れるような場所を持ちたい」との夢も実現しました。2人のこれからの目標は、「ニューボーンフォトを撮った赤ちゃんを、未来の結婚式で撮影すること」。人生の節目の大切な瞬間を写真に収めていきます。
Time Schedule
- 5:30 起床、朝食。子どもたちが登校
- 7:30 自宅1階にある店の開店準備
- 9:00 ニューボーンフォトの撮影
- 12:00 カフェ開店
- 17:00 閉店。画像の編集作業など
- 21:00 就寝
Information
ニューボーンフォトや「setoya」の情報はインスタグラム(「setoya811」で検索)をチェック。