【592号】すてきびと – eスポーツ支援企業 代表 池田 竜太さん
目次
eスポーツを誰もが楽しめ 高齢者や障がい者に新たな活力を
今はやりのeスポーツを、高齢者や障がい者にも楽しんでもらうため、福祉用具を使って操作可能にする環境セッティングを行っています。手足が不自由な人には、目の動きだけで操作できる視線入力装置なども用意するそう。「eスポーツは認知症の予防やリハビリ効果の向上に加え、障がい者の社会参加にも寄与します」と池田さん。
難病者の住む個人宅ではeスポーツやパソコンの指導を行い、オンラインでの友達づくりを通して社会参加できるよう支援しています。「プログラミングを習得して、将来はリモートでできる仕事に挑戦したいという夢を抱くようになった青年もいます。ご両親も、わが子の表情が明るくなり、生活が激変したことに驚き、喜んでくれています」
池田さんが代表を務めるハッピーブレインでは毎月1回、重度障がい者と子どもたちが一緒に楽しむeスポーツイベント「はぴぶれカップ」を開催しています。「将来の夢は、子どもと高齢者、障がい者が〝ごちゃまぜ〟となり楽しく暮らせる町をつくること。現在、自治体に提案をしているところです」
Time Schedule
- 6:00 起床。朝食
- 9:00 福祉施設でeスポーツ支援
- 13:00 シルバーeスポーツの打ち合わせ
- 15:00 個人宅へリハビリの訪問施術
- 20:00 イベントに向けたWeb会議
- 24:00 就寝
Information
活動に協賛いただける企業や個人会員を募集しています。
http://hb-e-sports.com