技能実習生らに日本語学習を支援 困りごとなど生活面もサポート【すてきびと】
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「地域日本語支援 やつしろクラブ」 代表 内山 和代さん
毎週日曜、八代教育会館で八代市在住の外国人にボランティアで日本語教室を開いています。「同じ地域に暮らす仲間として、対等な関係を築きながら共に学び合いたい」との思いから活動をスタート。「日本語を学ぶだけでなく、信頼して悩みなども話せるような、安心できる場でありたい」と話します。
ベトナム、タイなどの技能実習生や留学生たちがフェイスブックなどで情報を得てやって来ます。実習生は日常会話程度の日本語は習得していますが、もっと学びたいという場合、支援者ら13人が、日本語能力試験の問題を一緒に解きながらポイントを教えます。ゴミ出しや買い物、病気のほか、困った時にどこに相談すればいいのかなどの生活面をサポートすることも。「仲間に恵まれたので11年間続けてこられました」。支援活動は、県内の小学校社会科の副読本にも掲載されています。
現在、教室に来るのは毎回5~6人ほど。「コロナが早く終息して、もっと多くの外国人に学びに来てほしい」。一緒にボランティアで日本語や日本の文化を伝えたいという人を募っています。
Time Schedule
- 5:30 起床
- 6:00 朝食
- 8:50 双子の孫を保育園へ送った後、支援活動
- 15:30 保育園へ迎えに行く。買い物、孫の世話など
- 17:30 夕食の準備
- 18:30 夕食
- 23:00 就寝
Information
クラブやボランティア募集の詳細は内山さんまでお電話を。
TEL 080-5247-4227