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熊本地震きっかけに古民家民泊を提案 地域資源生かし次世代が誇れる町に【すてきびと】

城本 真澄さん
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古民家農家民泊「城みち」代表 城本 真澄さん

城本 真澄さん
城本 真澄さん
1949年、熊本市生まれ。1977年、結婚を機に益城町へ。2015年、赤井台地の史跡を守る会を発足、会長を務める。古民家所有者の会、益城の歴史遺産を守る会などにも所属。昨年、女性起業家のビジネスコンテストでグランプリに。益城町で夫、実母と暮らす。

女性起業家のビジネスコンテスト「くまもとチャレンジャーAWARD2021」でグランプリを受賞。「私が住む益城町赤井には、豊かな自然や歴史・史跡など“町の宝”がたくさん。この資源を知ってもらう入り口として、古民家を所有する仲間と連携し民泊事業を提案しました」

きっかけは熊本地震。築150年の城本さん宅の長屋門は崩れ、母屋と蔵は全壊判定。「その姿を前にただ立ち尽くすしかなかった」と言います。

その後、建築士で文化財保護委員の友人のサポートもあり、母屋と蔵を国の助成を受けて修復。近隣8つの古民家と合わせ国の有形文化財として登録申請しています。「地震の遺産や赤井城跡、赤井火口跡などが残るこの地で歴史を学び、わが家で育てた無農薬野菜で食育体験もできます」。古民家8軒で宿泊施設やレストラン、貸し会場などを整備し、修学旅行も受け入れられる滞在型の民泊施設となるよう準備を進めているところです。「地域資源を生かして次世代につないでいくことが私たちの役割だと思っています」

Time Schedule

  • 5:30 起床 テレビで歴史番組をチェック
  • 8:30 朝食、家族の介護 洗濯、掃除、庭の手入れなど
  • 12:00 昼食
  • 13:00 会合、打ち合わせ
  • 15:00 野菜収穫、袋詰め
  • 19:30 夕食 家族との団らん
  • 24:00 就寝

Information

赤井の史跡を歩くフットパスなども体験できます。さまざまな学びがある益城町にぜひ遊びに来てください。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

城本 真澄さん

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この記事を書いた人

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