療養中でも笑顔になれるルームウエアを 母の入院生活をきっかけにブランド立ち上げ【すてきびと】
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「kokomyu(ココミュ)」運営 森田 真代さん(右) 坂上 くみかさん(左)
病気療養中や授乳中の女性のためのルームウエアブランド「kokomyu」を運営する森田さん・坂上さん姉妹。
ブランド立ち上げのきっかけは、2019年に亡くなった母の入院中の服でした。「病気でも気持ちが明るくなり、さらに介護の際に着脱しやすい服があればよかった」との思いを抱いていた2人は、合志市が開いた女性起業家塾を受講。そこで、「ないのなら自分たちで作ろう」と決意しました。
縫製やデザインの知識がないところからスタートした2人ですが、思いに共感したデザイナーや縫製工場の協力で商品化にこぎ着けました。肌触りを重視したダブルガーゼ生地や、診察・検査の際に胸を出しやすい作りなど、随所に女性への配慮を凝らしたルームウエアは、ファンを増やしています。
「服を着て心地よさを感じてもらうのはもちろん、療養中でも少しでも笑顔になれるお手伝いができれば」と坂上さん。現在は、鍼灸(しんきゅう)院向けの患者着をプロデュースするなど、活躍のフィールドを広げています。
Time Schedule
- 9:00 くみかさんが実家に真代さんを迎えに(父も交えて3人でコーヒータイム)
- 10:00 事務所(ルーロ合志)で事務作業
- 13:00 打ち合わせなど
- 17:00 実家に戻りコーヒータイム、くみかさんはその後自宅へ帰宅
Information
kokomyuの商品などに関する情報は、https://www.kokomyu.com/