“枯れた大木も根が元気だと再生できる” バイオ燃料から環境を変える【すてきびと】
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「スター・フローレス」代表 星子 桜文さん
家庭から出た廃食用油を再利用したバイオ燃料の精製・販売会社を35歳で立ち上げた星子さん。「勤務していた運送会社でお客さまを見送った際、車から天ぷら油の匂いがして驚いたことが活動のきっかけでした」
匂いのもとがバイオ燃料だと知ると、「燃料費削減や環境面にもいいと分かっているのに、なぜ、もっと普及しないのか」という疑問が湧いてきました。「誰もやらないなら実践してみよう」と県立大学の教授などに研究協力を依頼。バイオ燃料の開発だけでなく、難しいとされていた精製の際に出る副産物を重油や洗剤に変える仕組みも作り、半年で事業化にこぎ着けました。
星子さんが手掛けたバイオ燃料は東京五輪で九州地区を走る聖火ランナーの伴走車の燃料に採用され、今年は肥後銀行の全店舗に廃油の回収スポットを設置してもらうなど、活動は加速しています。原動力となっているのは幼少期に祖父から聞いた、“枯れた大木も根が元気だと再生できる”という言葉。「環境変動は待ったなし。私の活動が一人一人の思考を変え、元気な根を張れるようチャレンジを続けます」
Time Schedule
- 5:30 起床、散歩
- 7:30 メールチェック
- 8:00 始業、オンライン会議
- 12:00 ランチミーティング
- 14:00 オンライン会議
- 17:30 終業
- 18:00 夕食準備、夕食
- 19:00 散歩
- 21:00 入浴
- 23:00 就寝
Information
星子さんの活動に関する情報や問い合わせは、フェイスブック https://www.facebook.com/aya.hoshiko